
こんにちは!最近やっとiPadを使いこなせてきたパカしまです。
昨年9月にiPadの記事を書きましたが、ご覧いただけましたか?前回のブログでお仕事シーンやデザインで役立つアプリをいくつかご紹介させていただきましたが、今回は前回のブログで紹介したProcreate について、もっと掘り下げてご紹介します!
iPadがあるだけで仕事の幅が広がったり、作業がぐっと楽になるので、持っていない方もぜひ、今後の参考にしてください。基本的な機能の解説も多いですが、知っていて損のないことばかり!どうぞお楽しみください。
1. 色塗りが一瞬で!

たとえば、イラストに色付けをしたいとき。短時間で綺麗なものに仕上げたい…!そんなとき!Procreateなら一瞬で色を付けることができます。
1-1. 基本の流れ

①まず線でアウトラインを書く。このとき大切なのが、線と線をしっかり結ぶこと。

②右上のカラーをドラックして離すと…

③色がついた!
線と線の間に少し隙間が空いていたり、半透明だったりテクスチャのあるペンを使うと、キャンバス全面に色が付いてしまうことがあるので注意が必要ですが、一瞬で色面を作れる、便利な機能です!
2. 直線、正円も簡単に
いくらappleペンシルの機能がよくても、力加減も難しいし、そもそも手書き感覚だからまっすぐな線を書きたくても、手元がぶれてヨボヨボになってしまう……。
そんなとき!
一瞬で直線や正円をかける方法があります!その方法をご紹介します。
2-1. 直線の引き方
キャンバスに線を引いて、そのままペンを画面から離さずにいると……

直線になります!これだけです。簡単ですよね。
しかも直線になった後、終点の位置や長さの調整もできるのですごく便利。
基本は直線になる補正がかかりますが、意図的に曲線も綺麗に描けます。手書きで綺麗に描ける自信がないときは、ひとまず画面から離さないでみるのが◎!
ちなみに、ペンによっては線の太さにバラつきができてしまいますが、これは直線補正では均一にならないみたいなので、気になる場合は筆圧の影響が少ないペンを選んでみるのが良いかと思います。
2-2. 図形も綺麗に描けちゃう

円も同様に、円を描いたあとそのままペンを画面から離さずにいると、ガタガタのない綺麗な円になります!
さらに、今の動作の最後にペンを離さないまま指で画面をタッチすると……

なんと正円になります!
この方法で、手書きの感覚で直線や綺麗な図形が簡単にかけるので、知らなかった方はぜひ試してみてください。ちなみに私はイラストやデザインの枠を描くときにこの機能を使っています。枠を綺麗に描けると、その後の作業もいい気分でできるのでおすすめです。
3. 選択して変形できる!
同じ大きさの文字にしたいのに、一文字だけ大きくなってしまった……
そんなとき!
パパッと大きさや角度を調整することができます。

3-1. 基本の流れ

①右から2番目のアイコンをタップ
②変形したい文字を囲む

③一番右のカーソルのアイコンをタップすると選択範囲が表示されます。

④あとは好きなように縮小したり、

回転させたりします。

移動させるときは直接オブジェクトを触らず、少し離れたところを触ります。
私は最初、ここで選択部分を触ってしまって「動かない!」「大きさを変えちゃった!」と動揺していました。

ちなみに、緑のポイントを掴んで回転させるとオブジェクトが回転し、黄色のポイントを掴んで回転させると選択範囲が回転します。
3-2.もうワンステップ!
この「選択からの変形」ツール。フリーフォーム、均一、ディストーション、ワープの4種類があり、使いこなすとデザインの幅が広がりそうです!

縦長にしたり横長にしたりできます!

そのままの比率で拡大・縮小も。

奥行きを出したりできる。

こんなこともできちゃう。なんて便利なの。
4. 使うと楽しいタイムラプス!
自分で描いたイラストをタイムラプス(1枚ずつ撮影された写真をつなぎ合わせて、コマ送り動画にする撮影手法)にできてしまうのもProcreateのいいところ。イラストの工程を自分で振り返って見られるのは面白いです!しかも、やり方はとても簡単!
4-1. 基本の流れ
イラストが完成したら、

左上のアクションの……
①アイコンをタップ
②ビデオを選択
③タイムラプス再生をタップ
そうすれば、もう完成です。
自分で描いたイラストをタイムラプスにしてみました!良かったらご覧ください。
5. 使って楽しいProcreate!
今回はProcreateのおすすめ機能を紹介させていただきましたが、いかがでしたか?
私自身、iPadを買ったことで本当に作業や表現の幅が広がったので、是非この良さを知ってもらいたいと思っています。
このブログを読んで、iPadをもう持っている方は「そんな機能あったんだ!」という新しい発見があれば嬉しいです。iPadをまだ持っていない方は「iPadってそんなこともできるんだ!」と少しでも興味を持ってもらえたら嬉しいです。
最後まで読んでいただきありがとうございました!