こんにちは、営業のTSUBASAです。
今回のブログではずばり、最近私がよく行う業務、「モデルキャスティング」について。書かせていただきたいと思います!
実は、最近T3デザインではモデルを起用した販促物制作などの案件が増加しており、撮影のキャスティングをすることが増えています。
そもそも、キャスティングってどんな仕事~?と思う方も多いと思うので、今回は具体的にどんなことをしているのか、事例も交えながらわかりやすくお伝えできればと思っております!
この記事を読んで、T3デザインの新たな一面を知ってもらえたら嬉しいです。
1. ビジュアル制作で撮影をする際のモデルキャスティング
goo辞典キャスティングとは?
演劇・映画などで、役を振り当てること。配役。
とあるように、一般的にキャスティングとはモデルさんやタレントさんを起用して配役するなどのこと。弊社の案件でいうと、販促物(リーフレットやチラシetc.)のビジュアル制作でモデルさんを起用し、撮影をする際のキャスティングです。
商品のイメージに合うモデルさんは誰だろうか。スタイリングは誰にお願いしたらイメージを再現してくれるだろうかなどを考えながら、モデルさんやスタイリストさん、ヘアメイクさんなど様々なスタッフを集め、当日のスケジュールなどの調整も行います。
私は前職にてマスコミ、エンタメ業界を渡ってきたこともあり、その頃の経験や人脈を活かしながら、T3デザインでキャスティングを行っています。知り合いであったり、紹介を通してだと安心感や信頼感を持って仕事ができるというのもメリットだな、と最近は感じています。
そんなキャステイングのお仕事ですが、もう少し分かりやすくお伝えしたい!と思うので、最近の事例を通して、仕事内容をご紹介させていただきます。
2. リーフレット制作でのモデルキャスティング事例
今回ご紹介する事例は化粧品のリーフレット制作におけるビジュアル撮影でのキャスティングのお仕事です。
最初に、クライアントより新商品の発売に向けたパッケージデザインとリーフレットの制作の依頼がありました。まずは、パッケージデザインが完成し、その後、リーフレット制作に進み、キャスティング、撮影という流れで進行しました。
2-1. ビジュアルの方向性を決める〈モデルさんの有無〉
まずは、方向性を決めてゆきます。リーフレットで使用するビジュアルの方向性は今回のブランドコンセプトである「夢中になる」を元にクライアントとデザイナーとじっくり話し合いながら決めていきました。最終的に、人物を使ったビジュアルにすることが決定し、モデルさんを起用して撮影をするという流れになりました。
2-2. 本題!撮影のモデルキャスティング5工程
ココからが今回の本題です。
撮影の方向性が決まったところで、今度はモデルを決めたり、カメラマンを決めたり…といった、撮影スタッフを決める作業に移ります。いよいよ私の出番、キャスティング!の部分です。今回はこんな流れで行いました。
①イメージに合ったモデル探し
求められる年齢、表情やイメージとされる印象、髪色、身長など、あらゆる角度から探していきます。
②クライアントの要望に合ってるかどうかの確認
イメージにピッタリのモデルさんをみつけたところで、実際に採用できるか否か、確認することがたくさんあります。
事務所に所属するモデルなのか、フリーランスモデルなのか、依頼をする商品と競合となるモデル案件をやっていないか、費用は希望に沿うか、撮影した素材は買取が可能か、年間契約なのか、現在の髪色はどうか……などなど。案件によって応募者へ確認する内容は変わってきます。
③クライアントに提案
モデルへの確認作業を経て、推薦者の資料をまとめ、クライアントへ提出しました。約50名程度のモデルへお声掛けをし書類選考を社内(T3デザイン)で行い、イメージに合いそうな人に絞り込み、クライアントへ10名程度を推薦しました。
④オーディション(顔合わせ)
クライアントに提案をした10名の中から3名に絞り込み、顔合わせを行いました。今回のビジュアルイメージと照らし合わせ、最終的に採用者を決定しました。
⑤モデル以外の撮影スタッフを決める
モデル決定後、今度はスタジオやカメラマン、当日を支えてくれるヘアメイク、スタイリストのブッキングを行い、これで撮影に向けての準備が着々と整っていきます。
2-3. スタッフがそろったら、当日に向けた撮影の準備へ
モデルが決まった、スタッフも決まったからと当日までのんびりは出来ません!衣装のすり合わせ、撮影の台割、香盤表の作成、昼食や軽食の手配も私が担当します。そのような当日の準備や様々な確認を経て、本番となります。
2-4. いざ、本番!撮影です
では、当日はどんなことをやっているのか。
当日はキャストも決まり、体制も整っているのでキャスティングのお仕事ではなく、撮影に対して進行管理やクライアントの要望を吸い上げ、カメラマンやデザイナー、スタッフへの伝達を行うという仕事内容となります。
前職で芸能マネージャーとしてドラマやCM・広告の撮影現場に多く立ち会った為か、やたらと撮影の仕上がりを気にしてしまうんです。別に「良いね~、可愛い」とか言いませんよ(笑)
以下で撮影現場の様子をチラリとお見せしたいと思います。
ほんの一部しかお見せできないのですが、こんな感じで撮影が行われました。
今回の撮影では、モデル撮影と商品のプロダクト撮影があったので、どのようなポーズが良いか、どのような手の置き方が良いか、どんな塗布カットが綺麗かをみんなで検証する作業がとても大変でした。
撮影が終了すると、1つのゲームをクリアしたような満足感と安堵感が沸いてきます。一つのチームで成し遂げた達成感がたまりませんね!
3. モデルキャスティングのご相談もお待ちしております!
いかがでしたでしょうか。撮影はチームが一丸となって進めるものであり、スタッフの力があってこそだな、としみじみ感じます。これからもいいキャスティングをしていいチームで仕事が出来たらいいなと思います。
結果、クライアントが喜んでくれた時は、幸せと併せて達成感があります!
これからもパッケージデザインだけでなく、様々な面でクライアントのお力添えができると嬉しいです。今回はキャスティングの仕事をご紹介しましたが、今後もいろいろとT3デザインの新たな一面をご紹介していきたいと思っています!それではまた。