こんにちは、広報部長です☆彡
みなさんは「インフォグラフィック」という言葉を聞いたことがありますか?
インフォグラフィックとは、情報を視覚的に整理し、わかりやすく伝えるデザイン表現のこと。図やアイコンなどのアイテムを使って、複雑な情報を直感的に理解できるようにする手法のことを指します。
SNSやWebメディアなどでアツいこの「インフォグラフィック的な考え方」が、今、パッケージデザインにも強く求められているんです!
今回は、そんな「インフォグラフィック」の基本とともに、なぜ今パッケージデザインに「情報を整理する力」が必要なのかについてお話ししますね◎
1. インフォグラフィックとは?

インフォグラフィック(Infographic)は、「Information(情報)」と「Graphic(視覚表現)」を組み合わせた言葉です。
導入でもちょっとお話ししましたが、文字だけでは伝わりづらい情報をいろんなアイテムを使って整理する方法です。
図
アイコン
色
数字
レイアウト
イラスト
なんかが代表的。要するにぱっと見てわかる状態にしよう!というところが特徴です。
これをもうちょっと広げると地図や路線図、プレゼン資料などになります。これらも広い意味ではインフォグラフィックの一種。
情報量が多い時代だからこそ、「どう見せるか」がますます重要になっているんです。
2. 今、インフォグラフィックが注目されてます!

毎日大量の情報が流れるこの現代、スマートフォンを開けばSNS、動画、ニュース、広告が次々に流れてきますよね。私たちはこれらの大量の情報の波の中から、無意識のうちに「選別」を繰り返しているんです。
これだけ大量の情報を選別しまくるのが日常となってしまった今、情報として強いのは「瞬時に理解できるもの」。
SNSでは一瞬でスクロールされてしまいますし、ECショップでは小さなサムネイルが並ぶ中で比較されます。ドラストの店頭なんて最たるもので、とにかくウォークスルーする短時間の間に目に止まらなければなりません!
こんな状況下「読む」という負荷はかけづらい。だからこそ注目されているのが、情報を整理して視覚化する「インフォグラフィック」なんです◎
3. パッケージデザインと「インフォグラフィック」との関係は?

この「インフォグラフィック」、パッケージデザインの基本にとても近いものがあるんです。
パッケージは限られたスペースの中で、「何の商品なのか」「どんな特徴があるのか」「誰に向けたものなのか」「他の商品と何が違うのか」を瞬時に伝えなければいけません。
これってつまり「情報を整理し、瞬時に伝えるデザイン」をつくるということ。
見た目の美しさだけではなく、伝わりやすさまで設計されているかどうか。そもそもパッケージデザインに大切なことでしたが、今の時代はあらためて強く求められているということですね。
4. パッケージにおける「インフォグラフィック的発想」とは?
では実際に、パッケージの中ではどのようにインフォグラフィック的な考え方が使われているのか、まとめてみましょう。
4-1. フレーバーを色で瞬時に識別する

いちごは赤、抹茶は緑、レモンは黄色、なんてイメージがありますよね。
シリーズ商品では、色分けによって「どの味(香り)か」を直感的に伝える設計がよく使われています。
4-2. アイコンで特徴を伝える

「高たんぱく」「糖質オフ」「国産素材使用」「オーガニック」などの情報を、アイコン化して整理することも多いですね。
アイコンは、文章を読まなくても特徴がひと目で伝わる大切なアイテムです。のかもしれませんね。
4-3. 図解する

調理方法や使用手順をイラストやピクトグラムで表現することで、理解度をより高めることができます。海外展開商品などでは特に大切な要素ですね。
4-4. 情報量が多くても「見やすい」をつくる

近年は健康訴求や機能性表示などのために、パッケージに掲載する情報量が増加傾向です。その中でも、情報の優先順位や余白、文字サイズ、視線誘導を整理することで、読みやすさを保つ工夫が求められています。
5.【T3デザイン実績】おしゃれだけでは選ばれない!「情報整理」成功事例
5-1. 基本栄養シリーズ〈亜鉛〉〈鉄&葉酸〉〈ハイグレードビタミン〉限定パッケージ(株式会社ファンケル)
ファンケルの基本栄養サプリメント3品の限定パッケージデザインを担当しました。
健康の土台となるビタミンやミネラルなどの機能を情緒的に表現し、華やかさがありながら誠実さや確からしさも感じるデザインです。土台が整うことで生まれる、心身の健やかさと美しさをイメージしたデザインに仕上げました。毎日のサプリメントの開封がよりお客様と繋がる“ブランド体験”になることを目指しております。
5-2. CRUNKY 香ばしキャラメル/CRUNKY あまずっぱ苺/CRUNKY 塩バニラ/CRUNKY ほろにがフィアンティーヌ/CRUNKY やみつき塩キャラメル(ロッテ株式会社)
クランキーの魅力である、一口で心が弾むようなポップな世界観を大切にしつつ、店頭で目に入った瞬間に気分が明るくなるような鮮やかでエネルギッシュなカラーパレットを各フレーバーに採用しました。
商品の入れ替わりが激しい市場環境でユーザーが常に新鮮さを感じられるよう、素材のシズル感がダイレクトに伝わるモダンなレイアウトで表現。5種それぞれのフレーバーが持つ豊かな個性を色のコントラストで際立たせています。シリーズが持つ「ワクワクする楽しさ」をベースに提示し続けることで、飽きのこない魅力がパッケージ全体から放たれています。
5-3. ミセスロイドさくらの香り/ドライ&ドライUP 紫陽花の香り(白元アース株式会社)
先行販売で人気を得ていた「金木犀の香り」の流れを引き継ぎつつ、背景をグラデーションへと変更することで、香りがふわっと広がる様子がより伝わるデザインにアップデートしました。
「さくらの香り」では、咲き誇る桜を淡いトーンで描くことで爽やかで可憐な印象を、「紫陽花の香り」では、紫陽花を複数の色で繊細に描くことで、華やかさと新鮮味をそれぞれ演出しています。全体の花のタッチは統一しつつも、それぞれの香りの印象や季節感が反映されるよう色使いに気を配り、目に留まる新鮮な空気感を創り出しました。
5-4. 熱中対策水(赤穂化成株式会社)
夏の暑さ対策をサポートする飲料である「熱中対策水」のリニューアルデザインを担当しました。最上部の水滴のチャージアイコンで、暑い日に体から失われる水分・塩分の補給を効率よくチャージすること、流れる斜めのラインで機能感と清涼感のある印象を持たせています。スポーツやレジャー、仕事中など幅広いシーンで手に取りやすいパッケージに仕上げました。
5-5. 消臭力DEOX(エステー株式会社)
弊社でデザインした消臭力DEOXのトイレ用リニューアルと、玄関用、車用の新商品デザインです。ピクトグラムを円で囲うことで、今まで以上に売り場の中で標識のように目がいくようにしました。また、元のデオックスブランドの世界観を踏襲しつつ、トイレ、玄関、車のそれぞれの使用箇所や、香りの識別が分かりやすいように、カラールールやレイアウトルールを設定しました。
6. 情報を「見える化」することがブランド価値につながる!
「インフォグラフィック」は、どうすれば相手に過不足なく伝わるのかを考える、情報設計の視点そのものです。これはパッケージデザインにおいても同じ。
商品情報を整理して魅力をわかりやすく届けることは、ブランドへの信頼や選ばれやすさにもつながっていきます。
もちろんわれわれT3デザインでも、見た目の美しさだけではなく「伝わる」設計を大切にしながらパッケージデザインを行っています!!
「情報が多いのに見やすい」
「シリーズで比較しやすい」
「店頭で直感的に伝わる」
そんなデザインを目指しながら、これからも「伝える」「伝わる」デザインについて考えていく所存。よりわかりやすいデザインを求める御社のお役に立ちたいと思っています◎ どうぞお気軽にご相談くださいね。






