こんにちは!広報部長です☆彡
ここ数年で急速に進化した画像生成AI。「AIでデザインが作れる時代」と耳にすることも増えましたが、実際にパッケージデザインの現場ではどのように活用されているのでしょうか?
現在、多くの企業では、画像生成AIを「デザインを完成させるツール」ではなく、アイデア出しや方向性の検討をサポートするパートナーとして活用されているよう。
今回は、そんな事情も踏まえつつ、パッケージデザインにおける画像生成AIのメリット、おすすめツール、そして実際の活用事例をご紹介します。
1. パッケージデザインにおける画像生成AIの現状とメリット
画像生成AIは、デザイン制作の効率化だけでなく、新しいアイデアを生み出すためのツールとしても注目を浴びています。特にパッケージデザインでは、企画段階のビジュアル化やデザインの方向性検討で活躍するケースが増えているようですね◎ 実際どんなメリットがあるんでしょうか?
アイデアを短時間で可視化できる

「爽やかな世界観」「高級感のある配色」など、言葉だけでは伝わりにくいイメージも、画像生成AIなら短時間でビジュアル化できます。企画初期のイメージ共有がスムーズになり、社内やクライアントとの認識合わせにも役立ちますね。
バリエーションを大量に検討できる

色や素材、レイアウト違いなど、複数パターンを一度に比較できるのもAIの強み。従来なら時間がかかっていた試行錯誤を短縮し、より多くの可能性を検討できるんです!
デザイン検討のスピードがアップ!

AIは「完成品を作る」のではなく、「考える時間を増やしてくれる」存在です。ラフイメージや参考ビジュアルをAIに素早く作ってもらうことで、デザイナーはブランドらしさや完成度を高める部分により多くの時間を使えるようになります◎
2. プロが選ぶ!パッケージデザインにおすすめの画像生成AI3選
画像生成AIは数多くありますが、パッケージデザインの現場で使いやすいツールを3つ紹介します。
ChatGPT

もっとも手軽に使いやすい画像生成AIのひとつです。日本語で指示できるので、ラフイメージや世界観づくり、アイデア出しに向いています。画像を生成しながら会話形式で修正できる点も魅力的です。有料プランもありますが、1日数枚程度なら無料プランの範囲内で作成できますよ。
Adobe Firefly

Adobe製品との連携が強く、PhotoshopやIllustratorを使うデザイナーにはとても便利なツールです。画像生成だけでなく、不要物の削除や画像合成など、制作工程全体を効率化できます。毎月25クレジットの無料プランが提供されていて、ブラウザからログインすれば、画像生成や編集を無料で試すことができますよ◎
Midjourney

アート性の高いビジュアル生成を得意とする画像生成AIです。ブランドの世界観づくりやコンセプトアートなど、ビジュアルイメージを広げたい場面で力を発揮します。惜しくも無料トライアルが2023年で終了してしまい、現在は有料プランのみ利用可能。有料プランで生成した画像は商用利用が認められています。
3. 画像生成AIを活用したパッケージデザインの成功事例
実際に画像生成AIを取り入れている企業も増えています。ここでは、パッケージデザインやブランド制作でAIを活用した事例をご紹介しますね!
※T3デザインの実績ではありません。
3-1. お好みソース大人の辛口(オタフクソース株式会社)
オタフクソースは、パッケージリニューアルで「評価AI」を導入。複数案を比較し、「辛口らしさ」や「目立ちやすさ」を数値で分析しました。さらにSNS投票も組み合わせることで、客観的な評価と消費者の声を両立したデザイン開発を実現しています。
3-2. Workman Kids(株式会社ワークマン)
ワークマンの子ども向け新ブランド「Workman Kids」においては、営業企画部がChat GPTと画像生成AIを使ってロゴを作成しました。
短期間・低コストでロゴの方向性を検討し、その後のブランド展開にもAIを取り入れるなど、企画段階から積極的に活用しています。
3-3. お〜いお茶(株式会社伊藤園)
株式会社伊藤園は、2023年「お~いお茶 カテキン緑茶」のデザイン開発において、当時まだパイロット版だった商品デザイン用の画像生成AIを導入。業界初の事例となりました。
AIで多数のデザインイメージを作成し、それをもとにデザイナーがブラッシュアップすることで、開発期間を大幅に短縮しました。


3-4. ぼくらの就活(特定非営利活動法人キャリア解放区)
特定非営利活動法人キャリア解放区が提供する就活支援サービス「ぼくらの就活」 は、そのメイングラフィックや連作ポスターの制作にAIを活用しています。
画像生成AIで1万点以上のモチーフを生成。その中からデザイナーが選定・コラージュすることで、AIとクリエイティブを融合した印象的な広告表現を実現しています。
3-5. 冷肌ミスト(株式会社マンダム)
商品デザインの初期提案に画像生成AIを活用。従来2〜3週間かかっていた初回提案を約1週間へ短縮し、提案数も大幅に増加。色や素材の組み合わせなど、これまで検討できなかった案まで試せるようになりました。






