こんにちは、広報部長です☆彡
2026年も上半期がもう過ぎようとしています!!
この半年弱の間にもさまざまなパッケージがSNSで話題になりましたね。
広報部長が考察するに、昨今のパッケージデザインは、単純に「かわいい」「おしゃれ」だけでは広がりにくくなったように思えます。
2026年が始まって今までに注目されたのは、
開けた瞬間に驚きがある
「なんだこれ?」という会話が生まれる
制約や不便ささえデザインになる
そんな「体験」が語られるパッケージたち。
今回は、2026年上半期に話題になった事例を振り返りながら、いま求められているパッケージデザインについて考えてみたいと思います。
1. 「開封」がコンテンツになる時代へ
これまでにも「開封体験」に関する記事を書きましたが…
この「開封体験」、今やちょっとしたトレンド。2026年前半、特に増えたと感じるのが「開封体験」そのものを設計したパッケージでした。
代表的なのが高級スクイーズ「メロジョイ」。

一部の商品がブランド販売となっているため、開ける瞬間のワクワク感や、思わず動画に撮りたくなるギミックがSNS上でも話題になりました。
TikTokやInstagramのリール文化が定着した今、パッケージは静止画としてではなく「数秒間の体験」として設計され始めています。
また、開封体験の観点から言えば、ロッテ「クランキー」の新パッケージも印象的。

まさか板チョコが真ん中からぱっきり割れるなんて、想像もしませんでした。このパッケージ、食べる前の動作にまで気持ちよさを組み込むことで、「開けたい」「試したい」という感情にアプローチしているんですね。これぞまさに「開封体験」。
これまでのパッケージは、商品を守るため、情報を伝えるものという役割でした。でも2026年は「体験を演出するもの」へと役割が広がっているように感じます。
ちなみに、「CRUNKY」シリーズはT3デザインもたびたびお手伝いさせていただいておりますよ◎
カンロ株式会社様 CRUNKY 香ばしキャラメル/CRUNKY あまずっぱ苺/CRUNKY 塩バニラ/CRUNKY ほろにがフィアンティーヌ/CRUNKY やみつき塩キャラメル パッケージデザイン
2. 制約が「デザイン」になる
さて、2026年上半期を象徴するニュースのひとつが「カルビーポテトチップスの一部パッケージ白黒化」ではないでしょうか。

背景にあったのは、ナフサ不足による印刷インク供給への影響。カルビーは、中東情勢の緊迫化に伴う一部の原材料の調達が不安定化してきたことを受けたものだと説明しています。この原材料というのは、ナフサから作られるインクと、その溶剤のこと。印刷に必要な色数を減らしてインクを節約しようという狙いでしょうか。
本来であればパッケージが急に劣化したような、異様な状況に見えますよね。一見「マイナス要因」となるはずですが、SNSでは、
「逆に限定感がある」
「モノトーンでかっこいい」
「見慣れないから売り場で目立つ」
といった反応も多く見られました。もちろんそれ以前に話題性が段違い。まさか、あの大手商品が大胆な「節約」を!と人々が話題にする、それだけでもう売上が跳ね上がりそうな予感です…!
ここで広報部長が面白いなと思った点は、制約そのものがデザイン価値になったということ。本来取られがちな色数を増やす、加工を豪華にする、という方向ではなく「限られた条件をどう魅力に変えるか」を、カルビーは見事に体現したんです。
もしかしたら、これからのパッケージデザインにおける重要な視点かもしれません。
3. 推し活とパッケージの距離が縮まった
2026年は「捨てられないパッケージ」も増えました。たとえば「じゃがりこ」の推し活仕様パッケージですね。

カップは「おしかつ」「すきすぎて」など各味8種類、フタは6種類あり、フタには推しの名前やメッセージを書けるデザインなど、「じゃがりこ」と一緒に推し活を楽しめるようになっています。
この推し活をテーマにしたデザインや、写真を撮りたくなる文字表現がSNSでも拡散されています。
商品そのものだけでなく、「持ち歩きたい」「集めたい」「残したい」、そんな感情まで設計対象になっているのが、今のパッケージの面白さですね。
4.「なんか変」が拡散される
以前は、“映えるパッケージ”といえば、整った美しさや世界観が重視されていました。
でも2026年上半期は少し違って「違和感」がSNSで広がるきっかけになっているという傾向があります。
例えば韓国から2025年末に上陸した「3Dアイス」。

フルーツを精巧に再現したアイスの画像がSNSで次々に拡散され、あっという間にトレンドになりました。
つまり今は「きれいだから撮る」ものより、「なんだこれ?と話したくなる」ものの方が「強い」のではないでしょうか。
パッケージは、情報ではなく「会話のきっかけ」という役割も担い始めているのかもしれませんね。
5. 2026年上半期、パッケージは「体験」へ
2026年前半の事例を振り返ると、共通しているのは「見る」だけでは終わらないこと。
開けたくなる
撮りたくなる
集めたくなる
誰かに見せたくなる
そんな「行動」まで含めて設計されたパッケージが、人の興味を惹き、SNSで拡散されました。パッケージデザインは今、「売り場で目立つ」だけではなく、「語られる理由をつくる」時代へ入っているのかもしれません。
さて、T3デザインもトレンドをしっかり分析し、よりユーザーに届きやすいパッケージ表現を日々模索しております。一緒に「バズりパッケージ」、作ってみませんか?
どんなささいな相談でも大丈夫。まずはお気軽にお問い合わせくださいね◎



