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“開けた瞬間”がブランドを決める! 開封体験というパッケージデザインの発想

2026.02.26
事例

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“開けた瞬間”がブランドを決める! 開封体験というパッケージデザインの発想

こんにちは、広報部長です!

「開封の儀」、やりますか?

商品が届いて、箱を開ける。ときめく瞬間ですよね。

実はその開封するほんの数秒間で、ブランドの印象はほとんど決まっているんです!いま、「開封体験(Unboxing)」が密かなブーム。パッケージはただの包装ではなく、「体験」を設計するものへと進化しています。

今回は、「開封体験(Unboxing)」という視点から、パッケージデザインの可能性について考察してみたいと思います。ぜひ最後まで、お付き合いくださいね。

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1. 今「開封体験(Unboxing)」がアツい!

今「開封体験(Unboxing)」がアツい!

待ちに待った商品が届いて、ファーストコンタクト。この「開封体験(Unboxing)」が今、アツいのをご存じですか? SNSでも「開封の儀」の投稿がたくさん流れてきますよね。

ECで購入することが当たり前になった今、ユーザーが最初に触れるリアルな接点は「届いた箱」。店頭で手に取る代わりに、配送されたパッケージが第一印象を担う時代になりました。

商品が届いて箱を開ける瞬間は、その「ブランド」との出会いです。パッケージは「商品を売るための衣装」から、「体験をつくる装置」へと進化しています。その象徴的なキーワードが「開封体験(Unboxing)」なんです!

2. Unboxingが生む3つの価値

2-1. 期待感を高める

期待感を高める

箱を開けるまでの「間」、わくわくしますよね! パッケージングの美しさや開封にかかるギミック、フタが外れるちょっとした感覚など、商品に出会えるまでの一連の流れが、期待を自然と高めてくれるんです。

2-2. 記憶に残る

記憶に残る

ここで「開封体験」と言えば想起される、象徴的なブランドについて。

製品の世界観を徹底して設計していることで知られるのは「Apple」。箱の開き方や空気の抜け方まで計算されていると言われています。

また、みんな大好き「Aesop」も、外装から同梱物まで一貫した世界観で、体験価値を高めています。

共通しているのは、「中身」だけでなく「開けるプロセス」までデザインしていること。その体験がそのまま記憶となって、ブランドそのものの印象を強く残します。

2-3. シェアしたくなる

シェアしたくなる

「開封の儀」を撮影してSNSに投稿する文化、すでに定着していますよね。「思わず写真を撮りたくなる設計」は、もうそのまま広告効果につながっているということです!

3. 開封体験を設計するためのポイント

開封体験を設計するためのポイント

では、開封体験はどのように設計すればよいのでしょうか。ポイントは3つ!

開ける順番を意識する

箱を開けたとき、最初に見えるものは何か。
商品なのか、メッセージなのか。それだけで印象は大きく変わります。

内側までデザインする

外側だけを整えるのではもったいない。ぜひ内側にも目を向けたいところです。内側を無地のままにせず、ブランドカラーにする、メッセージを内側に施すなど、体験の密度を上げる方法はたくさんあります。

同梱物の役割を見直す

同梱物も立派な演出。ただの販促チラシを封入するのではなく、ブランドの想いやストーリーを伝える素敵なカードにしてみるのも有効です。紙質や加工の質感にこだわるとさらに印象アップ!

体験は偶然ではなく、細部の積み重ねで決まります◎

大きな広告費をかけなくても、印象的な「開封体験」はつくれます。思い入れのあるブランドであればあるほど、「丁寧さ」や「想い」を直接伝えられるチャンスに。外側だけでなく、体験全体を設計すること、それが差別化につながります。

4.【T3デザイン実績】Unboxing体験が得られるパッケージデザイン

4-1. スノーマロウ(カンロ株式会社)

ブランドの象徴となるロゴは、マシュマロの「もちもちとした質感」を表現した柔らかなマークに、子どもが書いたような温かい手書き文字を組み合わせ、直感的に「童心に戻る」コンセプトを表現しました。
ギフトとしての品格を備えたボックスは、蓋を開けた瞬間に「枝から落ちた雪が積もったばかりの静謐な情景」が広がる仕掛けを施し、同梱のオリジナルストーリーを綴ったパンフレットが、食べる前の没入感をさらに深める導入となります。
朝日が新雪に反射するような透明感あふれるキービジュアルも含め、単なる商品の包装を超え、雪の日の朝に感じたあの純粋なときめきを大人たちへ届けるための「体験の装置」として、一貫した世界観を構築しました。

4-2. ホシフリラムネ(カンロ株式会社)

輝く星々を夜空ごとボトルに閉じ込めたような「ホシフリラムネ」のパッケージデザインを担当しました。星や夜空を模したラムネをボトルに移し替える仕様で、まるで満天の星空を閉じ込めるような特別な体験を味わえます。星が降り注ぐ広い夜空の片隅に、ひっそりと佇む空想のお店「ホシフリ堂」から届く、特別なギフトボックス。オリジナルのストーリーをご提案させていただき、セットボックスやチャームを付けてよりギフトらしいパッケージに仕上げました。EC専売商品として売られるホシフリラムネなので、キービジュアルからLPのデザイン全体を一貫したトーンに合わせることで、ホシフリラムネの世界観をより深めるデザインにしています。

4-3. シークラゲグミ(カンロ株式会社)

本物そっくりのクラゲ型のグミ「シークラゲグミ」のパッケージデザインを担当しました。外箱はPET素材で透け感を出し、内箱、内袋、グミの重なりが美しくなるよう調整しました。商品を光にかざすと、まるで海の中を漂っているようなクラゲグミを見ることができます。海をそのまま切り取ったような幻想的なパッケージで、癒しをお届けします。

4-4. おめでとセレクション(株式会社大和)

ママ・パパと赤ちゃんをつなぐコミュニケーション、そして選ぶ楽しさやわくわくが創出できるようなデザインにこだわりました。
カタログ本は、オノマトペで表現した図形と色をジャンルごとに展開。コース名に至るまで世界観を統一しています。また商品撮影においても、カテゴリーカラーのプロップを取り入れながら、段ボールでオリジナル制作した図形や家具・動物を赤ちゃんの周囲に配置することで、モダンなイメージとワクワクするような楽しさを両立させています。
付属の積み木は、オノマトペの図形を介した親子のコミュニケーションや、付属マットでの遊び、形合わせなどを通じて知育玩具としても機能するように設計。さらにギフトカードセットでは、箱の底のイラストに合わせてオノマトペの図形ステッカーを貼って遊べるようにするなど、全体を通して商品を選ぶ楽しさと親子の遊びを深める仕掛けを重視したデザインとなっています。

4-5. Puré for you(カンロ株式会社)

オンラインショップKanro POCKeT 限定で販売される「Puré for you」のパッケージデザインを担当しました。
Puréシリーズが大切にしている“トキメキ”のコンセプトを、ギフトシーンにふさわしい“誰かに贈るトキメキ”として再解釈。想いを届ける花束をモチーフにデザインを提案しました。花の部分を開くと、色とりどりのグミが顔をのぞかせる仕掛けに。誰かに手渡したくなるような、贈る気持ちに寄り添うパッケージを目指しました。

4-6. ER PLUS miniギフトボックス(萬有栄養株式会社)

弊社がブランディングを手掛けている非常食「ER PLUS mini」シリーズのギフト用ボックスのパッケージデザインです。質感のある黒い紙を使用し、抜き穴から中身の箱の色が見えるシンプルなデザインとなっています。このデザインによりコストを抑えながらも、中身のフレーバーが増えた際にも対応可能となっています。

4-7. 発酵の知恵 すぐきヨーグルト(株式会社ココリ)

京都のお漬物「すぐき」から生まれたヨーグルト種菌のパッケージデザイン、商品のネーミングを担当しました。パッケージには、開くとすぐきの様々な効能やその歴史などの知恵を得ることができる仕掛けが施されています。模様はすぐきの色や形をモチーフにしており、1つのすぐきが菌のように分裂する様子をグラフィックにしました。

4-8. ubu gohan(ベルヴィ株式会社)

出産内祝い用のお米ギフトのブランディングです。ブランドコンセプト立案から、ネーミング、パッケージデザインまで全て担当。日本には古来より、「産飯」という習慣があります。子供が生まれた時、お米を炊いてお世話になった人などにも食べてもらうと、赤ちゃんがよく育つと言われる言い伝えです。「ubu gohan」のコンセプトは、“想いをのせて贈るお米”。遠くにいる大切なひとと、喜びを分かち合い、お米を食べる「幸せな時間」を共有できる新しい形の習慣を提案しました。パッケージは、新しい命の誕生を、カラフルな空をイメージしたグラフィックで表現し、厳選された日本を代表する銘柄米たちを、色鮮やかに包み込むことで、昔ながらで全く新しい驚きのあるものを目指しました。

4-9. 金目鯛ごはんの素(有限会社 渡辺水産)

ちょこんと付いた金目鯛がアクセントのシンプルなパッケージデザイン。開くと、出汁の海が広がります。中面にはメッセージを落とし込み、作り手の背景を感じながら食べて欲しいという想いを込めました。家庭用としても、贈り物やお土産としても使用できるパッケージデザインです。

4-10. ネオベリー ショコラクリスピー(株式会社中村屋)

スイーツブランドのネオベリーから、新発売のネオベリー ショコラクリスピーのパッケージデザインを担当いたしました。ネオベリーブランドに共通して登場する「うさぎさん」と「リスさん」をアレンジし、甘酸っぱいベリーを花飾りのようにあしらうことで見た目も可愛く仕上げました。ちょっとしたお持たせに使いやすく、大人からこどもまで楽しめるデザインです。

5. 開封体験から、ブランドを設計してみませんか?

パッケージは、ただ包むものではありません。ブランドの世界観や想いを、いちばん最初に届けられるメディアです。

「うちはそこまで大きなブランドじゃないから」
「コストがかかりそうで不安」

そんなふうに思うかもしれません。でも実は、開封体験の設計は “規模” よりも “視点” なんです!

いまのパッケージを少し見直すだけでも、ユーザーの記憶に残る「開封体験」はつくれます。わたしたちT3デザインは、見た目だけでなく「開けた瞬間」までを含めて、御社のパッケージデザインをお手伝いします◎ どうぞお気軽にご相談くださいね。

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