こんにちは!広報部長です◎
スーパーやコンビニで、つい手に取ってしまうヨーグルトやプリン、カップラーメンなどなど。同じような商品が並ぶ中で、「なんとなくこれがいい」と選ばれる理由、それはもちろん「パッケージデザイン」です!
特にカップ型のデザートは、売り場での接触時間が短くほとんどが直感で選ばれるカテゴリ。だからこそ、見た目の印象や情報の伝わり方に細心の注意を払ってデザインしなければならないんです。
今回はそんな「カップ型食品」にフォーカスして、思わず選びたくなるパッケージデザインのポイントと、実際の事例をご紹介します◎
1. カップ型の食品、パッケージデザインのポイントは?
1-1. 一瞬で「味」と「気分」が伝わるか

ユーザーが食品を選ぶ際、売り場での判断は「ほぼ直感」です。だからこそ、フレーバーや食感がひと目で伝わるビジュアルが重要。色やフォント、シズルで「選ばれ方」が圧倒的に変わります!
ここで覚えておきたいのは「おいしそう」ではなく「ユーザーが今ほしい味」であること。「おいしい」の感覚は個人やシチュエーションで変化するものなので、どんな味であるのか、どんな食感であるのかを正しく伝えることが大切なんですね◎
1-2. カップ形状も考えて設計する

「カップ型」の容器は立体ですが、曲面がぐるっと地続きの構造。平面グラフィックだけで考えないようにしなければなりません。
棚に並んでいるものを「ちょっと上」から見たときと、手に取って目の高さに持ち上げて「横」から見たときの印象も考慮してデザインする必要があります。特に蓋は広告面になりやすいので、ここの訴求も忘れずに。
「Unboxing」にも通ずる「蓋を開ける瞬間の体験」まで視点に入れて考えられると、より「強い」パッケージデザインになります◎
1-3. シリーズ展開した時の見分けやすさも重要

特にヨーグルトやプリンはフレーバー展開が前提です。ベースデザインは統一して、色やアイコンで差別化するのが一般的。「以前食べた時においしかったやつの仲間だ!」という引きにもなりますし、フレーバーが並んだ時に「選びやすい秩序」がつくれることも重要ですね。シリーズとしての統一感は、売り場で迷わせない設計にもつながるんです。
2.【T3デザイン実績】思わず選びたくなるカップ型パッケージデザイン
2-1. Sof’(赤城乳業株式会社)
溶けたようなツヤと滑らかなフォルムが、よりリアルな柔らかさを強調し「美味しそう」なソフトクリームシズルを実現しました。
スプーンですくっているシーンでは、まさにソフトクリームを食べる時の柔らかさを想起。背景のミルクの波でフレッシュなミルク感を表現しており、またカップの帯を不透明にすることで売り場での視認性を上げています。
2-2. 癒しのぷにぷにヨーグルト(タカナシ乳業株式会社)
「猫の肉球のような新食感」がコンセプトのヨーグルトをストレート表現したデザイン。
思わず触りたくなる愛らしさを伝え、「一度どんなヨーグルトなのか食べてみたい!」という消費者の気持ちをくすぐります。極端な遠近感で肉球をこちらに向けている猫がポイントで、手に取ると思わず微笑んでしまうような愛着を感じさせるデザインに仕上げました。
2-3. 毎日のMCTヨーグルト(タカナシ乳業株式会社)
MCTを配合した、機能性表示食品ヨーグルトのパッケージデザインです。ヨーグルト=健康食はすでに周知されているため、機能性表示食品であると伝わることを重視した顔を目指しました。従来のヨーグルト商品との差別化として黄色をキーカラーにデザインし、MCTヨーグルト=黄色の認識が生み出せるよう、色面積を調節してデザインしました。ユーザーにとって身体の軽さや元気が湧いてくるような体験とアイコニックになる色で構成したパッケージを目指しました。
2-4. 生クリームと卵とバニラのカスタードヨーグルト(タカナシ乳業株式会社)
カスタードの素朴な甘さ、ヨーグルトのほのかな酸味が特長の味わいを、優しいクラフトと明るい黄色でまとめ表現しました。
手作業でスタンピングされたような風合いの商品名とイラストは、1つ1つ丁寧に作られる牧場のヨーグルトのような、素朴で優しい味わいを想像させてくれます。
あえてシズル写真よりもイラストや商品名を大きく扱うことで、手に取る人に手作りの素朴で優しい世界観を印象づけました。
2-5. ふぉわっぱ(タカナシ乳業株式会社)
ねっとろ〜りのシリーズ商品。混ぜることで、ぱっと溶けるような食感になり、いくらでも食べられる軽いヨーグルト。ふぉわふぉわしたやわらかさと軽さを伝えるシズルの見え方を意識しました。天面は、ねっとろ~り同様デコレーションをデザインの切り口に、ついパクパクと食べてしまうテンポ感をイメージした水玉柄としました。“ふぉわっぱ”ロゴは、商品特徴から想起しており、“っぱ”と消える様子を表し、動きのあるタイポグラフィを制作しました。さわやかな味わいと店頭でのインパクトを意識し、パステルイエローとブルーをメインカラーとしました。
2-6. ねっとろ~り(タカナシ乳業株式会社)
「ねっとろ〜り」とした食感が特徴の濃厚なヨーグルトを、Z世代女性向けに異色なビジュアルで表現しました。フタでは水玉のようだったり、側面でも一見ヨーグルトに見えない印象的なシズルの見せ方でインパクトを出しました。「なんだ、これ?なんか好き」と思わず手にとってみたくなったり、人に教えたくなるようなデザインを目指しました。売り場で新奇性を出すために、化粧品や雑貨のような見え方を意識しました。ねっとろ〜りのタイポグラフィは、やわらかくも弾力のある質感を表しています。
2-7. 炊きたて香るお粥シリーズ(株式会社むらせ)
お湯を入れて3分で出来るインスタントおかゆのパッケージです。「おかゆ=療養食」のイメージを払拭し、手軽にさまざまなシーンで食べられるようなものにしたいというクライアントの要望をうけ、素材や製法のこだわりやをロゴデザインで表現しつつ、背景の模様やイラストには手描きタッチのもを用い、手に取りやすく親しみやすい雰囲気に仕上げました。








