こんにちは、広報部長です!
スーパーの生鮮売り場って、実はかなりの激戦区です。
特に野菜コーナーは、あたり一面グリーン、グリーン、グリーン、時々赤…。どれもこれも新鮮そうに見える中で、選ばれる商品になるには何が必要なのでしょうか?
もちろん生鮮食品は鮮度が命。商品そのものの力がものすごく問われます。
でも、その鮮度が自然に伝わるのは「ある程度」。デザインでもっと底上げする設計だってできるんです。
今回は、売り場で思わず手に取ってしまう生鮮食品パッケージのポイントを、T3Dの実績とあわせてご紹介しますね◎
1.売れる「生鮮食品」パッケージデザインとは?
1-1.「新鮮そう」な見え方を意識する

生鮮食品はその名の通り鮮度が命です。とにかく中身の新鮮さを見せるために透明窓や透明なパッケージが必須!白など清潔なイメージのあるカラーと余白を組み合わせた表現も効果的です。水滴などをビジュアルに使うと瑞々しさが伝わりやすいですね。
「新鮮=安心」とイメージが直結するので、ユーザーの気持ちを上手に動かせるビジュアルを選びたいですね◎
1-2. 棚で浮かび上がる色とロゴ

生鮮食品、特に葉物野菜は「緑」が多いですよね。そこにブランドカラーを一点強く置くだけで、山盛りの緑の中からぱっとユーザーの目を惹くことができます。ロゴやアイコンは遠目で読めるサイズだとベスト◎。
1-3. 主語は1つにして、選ぶ理由を明確に

新鮮が命の生鮮食品、訴求ポイントはたくさんあります。甘さなどの味わい、産地、有機栽培、生産者の顔や名前などを出して安心感を演出すう手法も有効ですね。
そんなたくさんの訴求ポイントの中から「これぞ」という推しポイントをひとつ決めて前面に。そのほかはもったいなくとも補足情報として一歩引いた存在にしておくと、「これぞ」の説得力が増し、信頼感につながります。
2.【T3デザイン実績】新鮮さが命!食べたくなる生鮮食品パッケージデザイン
2-1. 薩摩甘照(高槻電器工業株式会社)
「薩摩甘照」は鹿児島県、南さつま市で栽培されている高品質フルーツトマトです。ブランディングのスタートとして、お徳用台紙デザイン、レシピブック、ブランドリーフレットの3種のデザインを担当いたしました。台紙は温もりを感じるイラストで、新規のお客様が手に取りやすく親しみを込めたデザインに。レシピブックとリーフレットは、余白のあるスッキリとしたデザインで、丁寧で誠実なブランドであることと、薩摩甘照に出会ったことで生まれる「いい時間」を伝えます。
2-2. 肉で巻いて食べるしゃぶしゃぶ用鍋野菜(株式会社関西三協)
弊社でブランディングを担当しているエコファーム様の冬期限定のしゃぶしゃぶ用鍋野菜のパッケージデザインです。肉で巻いて食べること、鍋用であることが一目で分かるように、鍋のイラストの中の部分を窓にして、カット野菜が見えるデザインとし、そこに肉で野菜を巻いて箸で持ち上げている写真をプラスしました。
2-3. エコファーム トレーサラダシリーズ(株式会社関西三協)
以前ブランディングを担当したエコファームのお惣菜サラダシリーズのデザインです。この商品はトレーにサラダが入ったタイプで、そのまま一品サラダとして食べられることから、お店で出てくるようなサラダが、おうちで食べられると感じてもらえるように、黒板に書かれたカフェメニューをイメージしたデザインとしました。
2-4. エコファーム カット野菜(株式会社関西三協)
消費者ニーズに合わせ、安心で美味しく、便利なカット野菜を最新設備で提供しているエコファームというブランドを、「気の利く八百屋」として位置付け、世界観を作り上げました。八百屋を思わせるロゴマークと、木箱に入った野菜をイメージしたデザインは、店頭に並んだ時にシリーズとしての統一感を演出します。
2-5. 【番外編】果装 KASŌ(T3DESIGN Pentawards 2025)
ちょっと番外編。こちらはパッケージの新たなアイデアとして提案し、アワード受賞した作品です。
それぞれの果実の個性としての“いびつさ”を受け入れ、独自の形に合わせた紙で包む一点もののパッケージ。パッケージデザインに特化した国際的なデザインコンテスト「Pentawards」にて、2025年にゴールド賞を受賞しました。
果物の不完全さや不揃いな形を個性の表現として受け入れ、普段ははじかれてしまう果実たちに新たな価値を与えるデザインです。日本各地の農家から集められた不揃いな形の果実たちを、それぞれの形に合わせた古い本や雑誌の再利用紙で丁寧に包みます。果実ごとに選ばれた鮮やかなタグが、遊び心とブランドの統一感を添えます。まるでオーダーメイドの衣服を仕立てるように、優しく丁寧なこのアプローチは、温かさや思いやり、そして持続可能性の精神に満ちたパッケージ体験を生み出します。






