こんにちは!広報部長です。
ハチミツを取り入れた商品ってたくさんありますよね。ハチミツは古来から生薬として世界中の人々に愛されてきました。体力回復、胃腸回復、止痛、解毒、美肌などなどたくさんの効能あるとされていて、食品のみならず化粧品や日用品にもハチミツは活用されています。
今回はそんな「ハチミツ」を使った商品のパッケージデザインにフィーチャー。ハチミツの良さ、どんなふうにアピールしているんでしょうか?
早速見てみましょう〜◎
1. おしゃれな【ハチミツ】のパッケージ
1-1. HACCI
HACCIはハチミツを使った美容ブランド。自社の養蜂園でとれたハチミツをベースに美容成分を配合したコスメやサプリメントなどを販売しています。
スイーツやハチミツそのものも商品として扱っており、そのパッケージがとても上品でおしゃれ。ハチミツの色彩が見える透明ビンはハニカム構造にちなんだ正六角形。金色のふたに金文字のロゴが品質の良さを表しています。
1-2. MYHONEY
MYHONEY(マイハニー)は天然・非加熱の「生はちみつ」専門店。白砂糖・乳製品・乳化剤・保存料・着色料・化学調味料・人工甘味料などを一切使わない製品が自慢です。オリジナルブレンドの生はちみつは、オーソドックスな壺型のパッケージ。ころんとかわいらしいフォルムに似合う、ロゴマークの入ったタグが下げられています。
1-3. くま養蜂
非加熱・非混合・無添加・生産者直売がモットーの「くま養蜂」。お試しやギフトにちょうどいい110gのサイズは取っ手の付いたカップ型、200gサイズは手が汚れない逆さボトルです。ハチミツは使い勝手の観点からボトル形状も重要視されますが、このさかさボトルはスマートなアイデアです。ミツバチの巣をモチーフにしたロゴマークも印象的ですね。
2.【ハチミツ】を使った化粧品のパッケージ
2-1. &honey(株式会社ヴィークレア)
ハチミツを使ったコスメシリーズといえば、この「&honey」です。ロゴマークにみつばちが組み込まれているところもぬかりないですが、「ハニカム」「蜜色」「ゴールド」など、ハチミツを想起させるエッセンスがふんだんに盛り込まれ、それでいてバリエーションのあるパッケージに仕上がっています。
2-2. 越冬クリーム(株式会社 ビーハニーワークス)
ビーハニーワークスの越冬クリームシリーズは、ハチミツやローヤルゼリーなど、みつばちの恵みを詰め込んだコスメシリーズです。ハチミツの象徴となるイエローをベースに、ゴールドのラインとみつばちのマーク。レトロで可憐な印象のフォントに温かみがありますね。
2-3. はちみつ洗顔せっけん(HACCI)
ハチミツそのもののデザインでも取り上げたHACCHIですが、やはりコスメでその本領を発揮します。どのパッケージにも、繊細なパターンで飾られていて(ちゃんとみつばちがいるんですー!)、いますぐギフトにできる輝き。ソープそのものも、蜜色ですね(高品質なはちみつが10%以上配合されているそうです!)。
3.【ハチミツ】を使った食品のパッケージ
3-1. たたかうはちみつしょうが(カンロ株式会社)
さて、こちらは健康のど飴「たたかうシリーズ」の「はちみつしょうが」です。T3デザインが担当しました◎ たたかうシリーズとしての効能感やパッケージの統一性は生かしつつ、メインの画像をやわらかなタッチのイラストにすることで、はちみつのこっくりした甘みやしょうがの温かさを美味しそうに表現しました。「しょうが」と「はちみつ」の両方を想起させる絶妙な暖色にご注目ください!
3-2. モゴボン ハニーバターアーモンド
みんな大好きKALDIから、韓国のハチミツお菓子を。ハチミツのとろっとした質感にかわいいミツバチたちのイラスト。バターの山にアーモンドと、ひと目で「何が含まれていて」「どんな味がするのか」がわかるところがいいですよね。イエローはハチミツ商品に欠かせないキーカラーですが、陳列棚でもよく目立つという利点もあります。全体のポップな印象とサイズ感がおやつとしての手軽さも演出し、手に取りやすさにつながっています。
3-3. ハチミツ紅茶(株式会社サンタン)
寒くなってくると飲みたくなる「ハチミツ紅茶」です。いろんな会社が販売していますが、特に目を引いたのはこの株式会社サンタンのパッケージ。ハチの巣を象徴する正六角形のケースがもうかわいいんですが、レトロ感のあるフォント、サイズ感、リボンとパッケージのカラーリングの組み合わせも絶妙ですよね。
3-4. en-nui
大阪産のハチミツを使ったスイーツを展開する「en-nui」。JR新大阪駅と京橋駅にそれぞれ店舗を構えています。シンプルな見た目のタルトには箔押しの蜜、ダックワーズは正六角形の箱にお花を思わせる開け口。「ハチミツ」という要素をどうアピールするのか、効果的に考えられているパッケージです。
4.商品特性「ハチミツ」をどう表すか?
ハチミツを使った商品は「ハチミツが入っている」ということがアピールポイントになります。このため、パッケージをデザインする際には、多くの場合ハチミツを想起させるモチーフや色を使います。ハチミツのイメージを直感的に伝えるためには、ハチ、巣、六角形のハニカム模様をデザインに取り入れるのがわかりやすいですよね。&honeyやモゴボン、en-nuiでは、蜜が垂れるようなモチーフを取り入れていました。
また、中身もハチミツを模した琥珀色にして、瓶やパウチなどに透明な部分を作って見せるようにするのも効果的な手法です。そのほか、自然界を連想させる色(緑、黄色、ブラウン)を合わせると、調和の取れたデザインに仕上がります。
パッと見て「ハチミツが関係している」とわかるデザインとは、とあらためて考え、想定したユーザーにイメージの認識を合わせるようにすることが必要なんですね。これは、ハチミツに限らず特定の原材料や成分、モチーフを主張したいときに必要な視点。「伝える」ってなかなか難しい作業です。
5. 伝わるデザインなら、T3デザインにお任せ!
今回は「ハチミツ」に特化したデザインについて考えてみました。ハチミツって言われて、最初に何を思い浮かべるか、パッと見てすぐにわかるとはどういうことか、デザインとは奥深いものです…。
T3デザインでは、そんな「伝わるデザイン」を皆様に提供できるよう、日々励んでおります。御社が伝えたいこと、きっとデザインの力で世に伝えてみせます!どうぞお気軽にご相談くださいね。