こんにちは、広報部長です。
化粧品って、使う前から「体験」が始まっています。
棚で目にした瞬間、手に取ったときの質感、フタを開ける動作まで。そのすべてが、容器デザインによってつくられているんです。
今回はそんな「化粧品の容器」のお話。化粧品の容器をデザインする際に押さえておきたいポイントや注意点を、わかりやすく整理します◎ T3デザインが手がけた化粧品容器もご紹介しますね!
1.化粧品の容器、どうデザインする?
さて、化粧品の容器には既存の型から選ぶ場合と、型から起こしてオリジナルで作る場合があります。もちろんT3デザインではどちらのご依頼も承っておりますよ!これを踏まえて「好きになってもらえる」化粧品の容器づくりについて、お話ししますね。
1-1.「世界観」と「使う瞬間」の一致

化粧品の容器って「使うたびに手に取られるもの」なんですね。特に基礎化粧品になるととにかく毎日、複数回触ります。質感って伝わる情報がとても多いので、使ううちに「その化粧品の印象」をゆっくりゆっくり刷り込んでいくものなんです!
なので、
「高級感を謳っている割に“軽い”な」
「ナチュラルな中身なのになんだかツヤツヤギラギラしてるな」
なんていうような、ブランドの世界観と使用感の小さなズレがだんだん大きな違和感へと育っていってしまうんです。
つまり、見た目はもちろんなんですが、重さや質感、キャップの開閉音まで含めて設計する必要があるんです!
1-2. 手に取ったときの使いやすさ

先ほども言ったように、化粧品は基本「毎日触れるもの」。見た目がよくても、使いにくいとリピートされません。
フタが開けにくい
中身が最後まで出ない
濡れた手でも滑らない
なんて不満は特にありがち。ささいなようで、毎日使っているとうんざりしてしまいますよね。
容器は「プロダクトデザイン」。毎日の動作を想定した設計が重要です◎
1-3. 売り場・ECでの見え方を想定する

容器は店頭でもECでも“顔”になります。棚に並んだときの立ち姿やシリーズで並んだときの統一感、ECで小さく表示されたときの識別性なども重要な要素。
特にECでは、形と色だけで認識されることもとっても多いんです。ECでの流通を視野に入れているならぜひ持っておきたい視点ですね。
1-4. シリーズ展開・将来拡張を見据える

「最初の1本」で終わらないのが化粧品。大抵はラインで考えますし、香り違いや肌タイプ、期間限定や季節限定などの拡張展開もあります。
そうやって将来を見据えた時に、後から崩れない骨格のある容器設計が重要です。
2.【T3D実績】美しいから使いたい!化粧品容器デザイン
2-1. Coculme(株式会社ヤクルト本社)
ヤクルト様の新ボディケアブランド「Coculme(コクルム)」の容器デザイン、パッケージデザイン、WEBサイト、動画、販促物のデザインを担当いたしました。大人の乾燥肌をうるおいヴェールでくるむ、というキーワードから「繭のように優しく包み込む」をコンセプトに容器とKVをデザインしました。それらをベースに、WEBサイト、販促用チラシ、ヤクルト様で使われる社内向けの研修用テキスト、使い方の説明用動画へ展開しました。Coculmeというブランドに上品な佇まいと、うるおいで包み込むような優しさを感じられるよう、全てのデザインのブランディングを行いました。
2-2. ミュゼコスメ ミルクローション (株式会社ミュゼプラチナム)
ミュゼコスメの原点とも言える、セルフケアを軸としたSシリーズ。その中でも主軸商品である、ミルクローションのリニューアルデザインを手がけました。脱毛卒業後も日常使いをしてほしい・リピーター育成に繋げたいという想いから、新シリーズのビジュアルコンセプトを“Be Holic”と掲げ、サロンとしての普遍的な印象を与えつつもやみつきになる「気になる存在」をテーマに、容器の形状から作り上げました。容器は俯瞰して見ると、水の波紋を表す凹凸形状になっています。しっかりとうるおう効果感を表現しつつ、たっぷり使える安定感と、つい手にとりたくなるころんとしたフォルムにこだわりました。パッケージ、キービジュアルやリーフレットなど販促物まで担当しました。
2-3. アロマディフューザー(株式会社生活の木)
インテリアとして、またギフト需要に対応する、生活の木のアロマディフューザーを作成。香りを連想しやすいように、陶器パーツは香りに合わせた植物モチーフでリースを作りました。それぞれの香りに合わせたストーリーを設定し、蝶々や鳥や月を登場させ演出をします。




