バスタイムにもこだわりたい!デザイナーが選ぶ、ヘアケア特集

2021.07.21
社員ブログ

こんにちは!チーム・Creative beautyの斉京です。早いものでもう梅雨……いや、もう梅雨明け!?季節の移り変わりを感じると、衣替えとともに髪型も変えたくなるタイプです。今年の夏はどんなヘアスタイルにしようかな〜。特に昨今は、長いマスク生活でベースメイクやリップの消費が減ってしまったため、個人的にヘアスタイルやヘアケアへの意識が高まっています。

そんなわけで今回は、毎日の気分を高めてくれるアイテムの一つ「シャンプー」に注目してみたいと思います!


1. 気になるシャンプー、どう選ぶ!?

みなさんはシャンプーを選ぶ時、何を重視していますか?SNSでよく見かけるトレンド、次の日もずーっと続くお気に入りの香り、サロン帰りのさらさら髪になれる効果感……どれも全部欲し〜い。

でもやっぱりシャンプーはバスルームにずっと置いておくもの……見た目も大事!

今やドラッグストアやバラエティショップのシャンプー売り場は常にニューフェイスが並ぶ華やかな戦場。どのブランドもパッケージデザインにこだわりと個性を感じます。ボトルデザインがとにかく可愛い〜!ではここでチーム・Creative beautyのメンバーにバトンタッチして、デザイナー視点でグっときたシャンプーをご紹介します!

2. 思わずパケ買いしたシャンプーと見る歴史

どうも、髪の毛の傷みすぎでモデルをクビになったことがあります。かわしです。こんな私ですが、実はシャンプーのパケ買い常習犯でして、シャンプー市場のデザインをずっと見守り続けてきました。SNSが市場に大きく影響を及ぼすようになってから、ヘアケアでもコスメでもおしゃれなパッケージ、映えが重視されるのを顕著に感じています。そんな私が特に気に入った、衝撃を受けたデザインのヘアケアたちをご紹介したいと思います。ただ、この章で語っていることに関しては、すごーく個人的な意見が含まれますので、ご了承くださいませ。

2-1. 時代を動かした、BOTANIST

私のパケ買い症状が悪化してしまったのは、忘れもしない......2015年ドラッグストアでBOTANISTに出会ってからでした。当時生意気な学生だった私は、BOTANISTに出会うまで、どうしてもっとシンプルでおしゃれなシャンプーのパッケージを作らないんだろう?と思っていました。今思えば、SNSやネット通販が主流でない時代に機能訴求をするには、テレビCMか売り場のPOP、そしてパッケージにいれるしかなく、どうしても効果感重視のデザインになるのは仕方のないことでした。また、当時はジェンダーレスという考えがまだあまり浸透しておらず、シャンプーは男性も女性も毎日使う物のはずなのに、ザ・女性!というカラーリングやボトルの形状が多かったように感じました。私はこのときターゲット(家庭で日用品を買うのはお母さんがメインと考えた場合)の年齢層ではなかったため仕方がないのですが、大人の女性らしいパールのピンクや深いレッド、洗浄感のあるブルーもあまり好みではなく、モノクロでシンプルな無地の詰替ボトルを買っていたのでした。それでも私の中では妥協だったのですが......。

そんな時、彗星の如く現れたBOTANISTは、まるで私の心の叫びに答えてくれたかのようでした。

シンプルな形状のクリアなボトルにブラックで引き締めたデザイン。液色が見えるので、シャンプーとトリートメントの違いがわかりやすく、変にデザインで差をつけることもしなくていい。親しみを感じる手描き感のあるロゴタイポは、他のシャンプーたちとは一線を画していて、何度もノートに真似して描くぐらい好きになりました。大げさな箔やパールを練り込まなくても、上質さと効果感が伝わり、何よりもブランドコンセプトにもつながるボタニカル感が一目でわかりました。

BOTANISTが話題になって売れ出した頃、SNS市場が急速に広がりはじめ、Instagramなどで映えるデザイン重視の世代に、さらにクリーンヒットしました。ボトルに訴求をガンガン入れなきゃいけない、わかりやすく読みやすく、大人の女性向けでなければ売れない。という固定概念をスパーーーン!っと吹っ飛ばしてくれたように感じました。これは、私の肌感だけではないはず。ここからヘアケア界のデザインは、今までよりも自由でおしゃれで、そこにあるだけでQOLが爆上がりするようなものが急速に増えていったように感じました。BOTANISTは、たまたまこの時期にこのデザインを出したのではなく、徹底的に市場動向とトレンドの流れを読み、戦略的にこのデザインを世に解き放ったのでした。何目線だよ!と思われるかもしれませんが、時代を動かしてくれてありがとう、BOTANIST......。

2-2. わたしらしく自由に、and and

BOTANISTのが大ヒットし、シャンプーってオシャレでもいいんだ!と気づいたヘアケア界。続々とこだわったボトルや、尖ったコンセプトの商品が出すようになってしばらく経った頃、すっかり市場に満足していた私に雷を落とした商品がありました。出会いはInstagramのストーリーに挟まる広告。幻想的な映像の後に、ボトルがずらり。なんだこれ?と思ってみていると6本ほど柄違いで並んだそれはシャンプーとトリートメントでした。でも、何かがおかしい。シャンプーとトリートメントは通常、ペアがわかりやすいように色味とかを似せて作られるんですが、それが全くでバラバラなんです。グレイッシュなカラーとテクスチャが印刷された、今まで見たことのないそのデザインにまんまと釣られ、初めてInstagramの広告からサイトへ飛んだのでした。

サイトに飛ぶとこんな表示が、

andandはシャンプーとトリートメント、エッセンスを
“自由に・好きに組み合わせる”ヘアケアブランド。
香りで、パッケージで、気分で、
その時々の“わたしらしさ”に出会ってください。
花王株式会社 | and and

カスタム、オーダーメイドなんて言葉に弱い私は、一撃でやられました。

このシャンプーとトリートメントのデザインがペアっぽく作られていないのは、これらを自由に組み合わせられるからだったんです。しびれた〜。

そんな私にさらに追い討ちをかけたのが、それぞれの商品名、香りの名前でした。
商品名は、シャンプーとトリートメントがそれぞれ文章の前と後になっていて、“自由に”דはしゃぐ”、“静かに”דときめく”といったような一つの情景が出来上がるんです。香りの名前なんかは、“風に吹かれるベル”といったような情緒的な文章になっていました。花や果物の名前で香りは表現しないといけないんだ!という私の知らないうちに生えていた固定概念が、大爆発してしばらく起き上がれませんでした。ちゃんとその下に細かい香りの表記があるんです。それでも、その物語の世界の空気に名前がつけられたようなブランドの世界観に、撃ち抜かれてしまったのでした。その日私は気づいたら、andand香り全種を買っていたのでした。

2-3. シャンプーデザインには、無限の可能性がある

ここまで、シャンプー達への愛を長々と語ってしまいましたが、まだまだ私の中では伝えきれていません!もうこれ以上、シャンプー市場の雰囲気が変わることはないんだろう......なんて思ってしまったこともありましたが、私は世のクリエイティブを舐めていました。まだまだデザインは変わり続けています。そのきっかけは、経済なのか、情勢なのか、流行りなのか、はたまたデザイナーのひらめきによるものなのか......。きっとまた、私は何度も雷に打たれることでしょう。

3.「脱プラスチック」世界中で注目が広がるシャンプーバー

こんにちは、デザイナーのおひさまです。日本に住んでからは韓国でシャンプーを買うことがめったになくなりましたが、今も市場のチェックは欠かせません。そんな私が今、韓国でユーザーが広がってきている、シャンプーを紹介していこうと思います!世界中でサステナブルへの関心が高まる中、韓国でも「Zero Waste(ゼロウェイスト=ごみをゼロにする)」「脱プラスチック」ムーブメントが広がっています。その流れで注目を浴びているのが“シャンプーバー”、いわゆる固形のシャンプーのことです。シャンプーバーは、自然由来の成分でヘアに優しく、紙での舗装が一般的でプラスチック容器を使わないため地球にも優しいことで支持を集めています。いくつか紹介していきたいと思います!

3-1. こだわりのヴィーガンシャンプーバー

JUICE TO CLEANSE 「clean butter shampoo bar」

フランスのEVEーVEGAN認定済みの植物由来低刺激のシャンプーバーです。使う植物成分にも自然環境保護を意識し、森林保護のためにパームオイルやアボカドオイルは使用していないです。シャンプーバーの中の成分だけが地球とユーザーに優しいのではなく、なんとパッケージもFSC認証の紙を使用し、大豆インクを使っています。まずはシャンプーからZero Wasteに参加しよう!ということでシャンプーバーにシフトする人が増えているそうです。

引用元:juicetocleanse

3-2. お肌にも地球にもやさしいブランド

JUICE TO CLEANSE 「clean butter shampoo bar」

こちら商品名のサブタイトルが「プラスチック ZERO,Zero Waste  ヒーローシャンプバー」と書いてあり、シャンプーバーにも「SAVE THE SKIN,SAVE THE PLANET」(肌も守り、地球も守ろう)の刻印がされています。普段使っているのもが地球のヒーローになるなんて、なんだか素敵ですね。こちらも植物由来のオーガニックヴィーガンシャンプーで、ローズマリーは頭皮ケアにも抜け毛ケアにも使えるそう。もちろんパッケージもリサイクル紙を使用しています。

引用元:로즈마리 스칼프 스케일링 샴푸 바

同ブランドでシャンプーバーをもっと使いやすく、長持ちさせるためのヘンプ(麻)ネットもあります。綿よりも少ない水の量と面積で生産ができ殺虫剤も使わないため地球により優しい素材ということで選ばれたそうです。

引用元:아로마티카 헴프 비누망

3-3. 自分の髪質や長さに合わせて選べるシャンプーバー

 toun28「S18・S19・S20・S21」

自分の髪質や髪の長さでも選ぶことができるため、圧倒的に高評価の口コミを得ているシャンプーバーです。イギリスのヴィーガンソサエティ認定で、天然植物成分と製造過程での安全性の両方に信頼が置ける商品です。ペーパーモルディングのパッケージも可愛い。

引用元:톤28샴푸바S19바오밥나무

世界中でトレンドとなりつつある脱プラスチックのシャンプーバー。日本でもジワジワとブームになるかもしれません!

4. 機能性、品質感を兼ね備えたシャンプー

再びバトン戻ってきました、斉京です。最後に、わたくしが今リアルに使っているシャンプー「ツヤゴロモ」を紹介します。

絹のようにしなやかな艶髪へ導く日本古来の成分の恩恵を感じさせる、品のある見た目のシャンプーです。
青色のミネラルリペアと緑色のバイタルボリュームがあり、私はミネラルリペアを使っています。使いはじめての感想は、ドライヤーで乾かした後の髪がつるんとまとまる!香りはアロマのような落ち着いた心地よい香りです。

……実はこちらのツヤゴロモ、T3デザインでパッケージデザインを担当させていただいたものなのです!

髪の悩みに合わせた2つのタイプを、デザインでしっかりと差別化しています。パサついたり、まとまりにくい髪向けのミネラルリペアには真っ直ぐしなやかに伸びる力強いモチーフを、ハリやコシが気になってきた髪向けのバイタルボリュームにはふわりと流れる健やかなモチーフで、それぞれの機能性を想起させます。また、モチーフの中に一筋の輝くゴールドのラインを添えて、深みのある色に映える美しく艶やかな美髪を象徴的に表現しています。

自分がデザインしたシャンプーを使えるなんて喜びもひとしおです。
こちらに書ききれなかった思いはCreative Beauty にてご紹介しております。

是非こちらのバナーからご覧ください⬆︎⬆︎⬆︎

以上、お風呂の中までデザインにこだわりたいデザイナーが選ぶ、シャンプー特集でした。またお会いしましょう!