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ブランドは会社内から始まる。デザインでできるインナーブランディング

2026.01.23
知識 / ノウハウ

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ブランドは会社内から始まる。デザインでできるインナーブランディング

こんにちは、広報部長です!

「インナーブランディング」と聞くと、少し難しそうに感じるかもしれません。理念を浸透させる、社内向けの取り組み、重要なのは分かるけど、「結局なにをすればいいの?」と立ち止まってしまう方も多いのではないでしょうか。

実は、インナーブランディングは特別な施策や大がかりな研修だけでつくるものではありません! 毎日目にして、毎日使っているデザインこそが、社員の意識や行動にいちばん強く影響しているんですよ。

この記事では、「デザインからできるインナーブランディング」という視点で、理念や価値観を “自然に伝わる形” にするための考え方をご紹介しようと思います。どうぞ最後までお付き合いくださいね。

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1.インナーブランディングって何?

インナーブランディングって何?

インナーブランディングとは、企業の理念やブランドの価値観を、社員一人ひとりに深く理解・共感してもらうための取り組みのことです。

ロゴや広告のように、外に向けて発信するブランディングを「アウターブランディング」と呼ぶのに対して、「インナーブランディング」は社内向けのブランドづくりだと考えるとわかりやすいですね。

どれだけ良いブランドメッセージを掲げても、それを実際に体現するのは実は社員です。例えば、接客や営業の姿勢、メールや電話での言葉づかい、商品づくりや意思決定の判断基準などなど、社員が社員として行う日々の行動が、ブランドそのものをつくることになるわけです。

このインナーブランディングができていないと、「言っていることとやっていることが違う」「部署ごとに価値観がバラバラ」などなど、ブランドに一貫性がなくなってしまうんです。

では「デザインを使って」インナーブランディングするには、どうしたらいいのでしょうか?

2.デザインでできるインナーブランディングとは?

デザインでインナーブランディングを行う、それは「理念や価値観を、“ 見るだけで・使うだけで伝わる形 ” にすること」です。

言葉「だけ」で理念を説明されても、正直みんな忘れてしまいがちです。これを、デザインをもって毎日の業務の中に組み込んでいくことができれば、無意識に刷り込むことができる、というわけですね。

2-1. 理念・ビジョンを “視覚言語” にする

文章で存在しているだけの理念やミッションをキービジュアル化してみましょう。抽象的な言葉を色や形、トーンで表現し、PRポスターや社内で使うスライドやオフィス掲示の端に常に展開させていると、理念がより身近に感じられ、自然に社員に浸透していきます。
読ませるのではなく、空気で伝える状態を作れたら理想ですね!

萬有栄養株式会社様のリーフレットには、会社概要と歴史、キャッチコピーがフルセットされています。取引先などにお渡しするものですが、常に社員が触れるものとして、インナーブランディングに立派に機能するつくりになっています。

結婚相談所事業を展開する株式会社be family様の名刺には、ブランドコンセプトと、それを体現したロゴがしっかりとデザインされています。ブランドストーリーが浸透できるよう注意を払ったデザインなんですよ。

2-2. 社内ツールを “ブランド体験” に変える

社員が毎日使うものこそ、最高のインナーブランディング媒体です。例えば名刺や社員証、提案書のテンプレート、請求書や見積書、社内マニュアルやクレドブックにロゴを配置する「だけ」ではなく、全体のデザインやトンマナを統一することがとても大切。

一気に「ブランド感」が出ます。

コーポレートツールのデザインを揃えるのはとても大事です。萬有栄養株式会社様では、封筒から名刺まで、シンプルでありながら老舗メーカーとしての自信や風格が感じられるデザインを追求しました。

「福原農園」と名前に「福」があることから、FI(ファーム・アイデンティティ)に『ぶどうでみんなをハッピーに。』という言葉を提案、それを軸にデザインされています。ぶどうが届いたときにもらった人がハッピーな気分になれるようなデザインを、名刺にも反映。栽培品種も記載されていて、渡すのも少しうれしくなるような名刺ですよね。

2-3. オフィスや空間デザイン、イベントも立派なインナー施策

壁紙にブランドカラーを取り入れる、会議室の名前が会社の由来な理念にリンクしている、企業コンセプトに基づいたサイン計画など、実際に働く「場」に施されたデザインから、毎日ブランドメッセージを無意識に浴びると言う施策。

「ここで働く=この価値観に身を置く」そんな感覚をつくるのも有効です。

株式会社ジャッカル様が、2018年フィッシングショーで使用したチームユニフォームです。展示会という場で、プロとスタッフがひと目でわかることにも役立ちますが、おそろいのユニフォームを着用することで「チームである」という誇りや連帯感が生まれますよね。

最後はおまけ的な意味合いになりますが…。
T3デザインでは、毎年お取引先様などにお送りする年賀状を有志の社内コンペで制作しています。 デザイン、コンペ、制作、発送までをチームで企画。デザイン会社らしい「みんなでものづくり」な体験で、インナーブランディングしてます!

3. うちの「会社らしさ」って何だろう?

インナーブランディングは、「社員に覚えさせる」ものではありません。
社員が自然とその価値観で行動してしまう状態をつくることがゴールです。

そのためにデザインができることは、想像以上にたくさんあります。どれも派手な施策ではありませんが、積み重なることで確実に組織の空気をつくっていきます。

「うちの会社らしさって、何だろう?」
そう考えたときこそ、まずは身の回りのデザインを見直すことから始めてみてはいかがでしょうか。もちろんT3デザイン、そんなインナーブランディングも含めた「ブランディング」のお手伝いをしております!ご相談、お待ちしております◎

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