こんにちは!デザイナーのあみーです。まずはじめに……
新年あけましておめでとうございます、
今年もT3デザインをどうぞよろしくお願いいたします!!
日々仕事をしていると、「1年が本当にあっという間に終わってしまうなー」ということを実感した年でした。
そんなことはさておき、みなさん、年賀状は出しましたか?T3デザインでは、毎年コンペ形式でアイデアを募り、年賀状を作成しています(去年の年賀状はこちら)。今年もお送りした皆さんに楽しんでもらえるような年賀状を作ることを目標に、思いを込めたオンリーワンの年賀状を作成しました!
ということで、2022年年賀状の進行係を努めさせて頂いてたあみーが、完成までの一部始終をこちらのブログでご紹介させていただきたいと思います!いったいどんな年賀状が完成したのでしょうか〜〜〜!
それではT3年賀状2022年レポートを、はじめていきまーーす。
1.年賀状作成よーーいスタート!!
1-1. まずは、年賀状係が出動!進め方から決めてゆきました
2022年、今年は寅年!ということで、今年も年賀状係が進行を努めて参りますが、まずはどんな流れで進めるのかを、ご説明したいと思います。
年賀状制作の流れ
① まずは全体のスケジュールを作成
② 今年のテーマを決める
デザイン作成時のテーマは細かい縛りはないですが、「グッドよりグッとを。」(T3デザインのコーポレートスローガン)を念頭に、T3デザインらしい面白いアイデアを募集することにしました。それ以外はフリースタイルです。2021年同様、予算も審査の対象にすることにしたので、デザインのお見積もりも合わせて提出を必須にしました。
③ チーム決めと審査の方法
2022の年賀状デザインの作成は、チーム戦にすることにしました。T3デザインでは複数のデザインチームから構成されているのですが、ちょうど昨年9月にチームが一新されたこともあり、それぞれのチームの交流を深めよう!ということで各新チームごとで行うことに決定しました。
集まったデザイン案の審査方法は去年と同様、まずはT3デザイン全体での投票結果を出し、それらの点数を、最終的には営業チームと社長が選んだデザイン案に決定します。
④年賀状の実制作と宛名制作
年賀状の制作作業や宛名制作などの段取りもあらかじめ考えておきます。
このような大枠の流れを年賀状係が決めてゆき、2022年、年賀状プロジェクトがスタート!
1-2. 各チームデザイン案提出
プロジェクトがキックオフしてから、約1ヶ月ほど、いよいよデザイン案締め切りの当日となりました!忙しい合間を抜き、アイデアを考えてくれた皆様ありがとうございました…………。まずは、集まったアイデアを年賀状係が確認。
さてさて、どんなデザインが集まったのでしょうか……ワクワク!
2. 《選考》集まった7つのアイディアご紹介
年賀状のアイデアが出揃いました〜!
ジャジャーン。
今年の年賀状はコスト削減も課題ですが、うまく金額を抑えつつも、面白いギミックの作品が出そろいました!ここで、最終的に選ばれた1案をご紹介する前に、集まったアイデア をいくつかご紹介したいと思います!
2-1. こんなアイデアありました (いくつかご紹介)
グッ「トラ」ック
「挑戦する人たちに笑顔と幸福がありますように」クスッと笑える虎の表情とともに「グッ[トラ]ック」と応援メッセージを贈る、というコンセプト。グットラックという言葉とトラをかけるというキャッチーなコピーが印象的でした。こちらの案は、木の素材を使用した紙に印刷して、リアルに木の香りがほんのりするという点と絵馬の形に、焼印をしたような質感が縁起の良いですね。虎の表情に勢いがあるのもいいですね!
グッドとグッとを引っ掛けました
T3デザインのコーポレートスローガンである「グッドよりグッとを」にちなんで、「グッドとグッと」がうまく(引っ)掛かっているというコンセプト。台紙に、クリップとして「グ」が引っ掛けられるようになっています!コーポレートスローガンをユーモアがある伝え方でかつ、もらって嬉しい、おまけ付き年賀状というアイデアが、なかなか好評でした。
ゆるっとトラの毛皮コースター
トラの模様をあえて手書きにすることで模様が全部違ったトラが生まれるようになっており、届いたあともデスクに置いて、コースターとしても使ってもらえる仕様になっています。ゆるっと魅力的なトラをそばにおいてT3の存在を忘れさせないように!という想いがこめられたアイデア。トラの口には“HAPPY NEW YEAR 2022"と書かれていて、私にはそれがにっこり笑顔に見えとても縁起がいいように思えました!背中の模様も1トラ1トラ違った模様ができるのを見てみたいです。
コチラは一部ですが、様々なアイデア が詰まった年賀状が集まりました。
2-2. 最終選考!
次に、最終選考へと進みました。
社員からの投票を参考にしながら、社長と営業チームが話し合いを入念に行い、今年の年賀状が決まりました!!
そして決まったデザインは…………………
2-3. 2022年度T3デザインの年賀状はこちら
「破きたくなる年賀状」
で決定いたしましたーーーーーー!!!!
つい破きたくなってしまう、楽しい年賀状。切れ目からビリビリと破くと、1人1人違ったトラの模様が出現するというコンセプト。
私も実際に破ってみたのですが、破き具合によって、何だか「優しそうなトラなのかなー」とか「このトラは気が強そう」とか、様々な性格の違う虎が出来上がる面白い年賀状だなと思いました。ちなみに、最後まで破り切れたら『大吉!』らしいです。
今回集まったデザイン案の中でもひときわシンプルでわかりやすく、1番スタイリッシュなギミックの効いた案という印象。社内投票でもダントツで一番人気でした。
実は、こちらの年賀状アイデアは3MON(ミモン)プロジェクトという昨年T3デザイン内で発足したプロジェクトチームによるアイデアなんです。
3MON(ミモン)プロジェクトとは...
「前代未聞なことに取り組む」というコンセプトのもと幅広いジャンルの仕事を受けながら活動を行うプロジェクトチームで、昨年度より活動を徐々に広げております。3MON(ミモン)プロジェクトの実績などはコチラ から御覧いただけますので、是非ご覧ください!!
………と、少々話がずれましたが、年賀状アイデアが決定し、次はいよいよ制作へと進みます〜!
3.《制作》年賀状完成までの道のり
さて、今年の年賀状のアイデアが決まり、いよいよここからは実際に制作を進めてゆきます。
台紙の貼り付け → ネームタグ入稿・印刷 → 宛名ラベル貼り
といった実際の制作をどんどん進めていかなくてはなりません。
実は、弊社の年賀状制作は結構大変(笑)!
わりと手作業で行うことが多いんです。
2021年の年賀状制作の時にくらべると紙のカットなどの作業がなかったため、紙の切りすぎで手が痛くなることはないかなと安心しました。だから「きっと何もなく終わってくれるはず」と、当時の私は疑っていませんでした。
3-1. いざ、作業開始!
早速、作業を始めるため作業部屋に入室した私でしたが、現実を目の当たりにしました…。
<私の心の声>
「いや、思ったよりも枚数多いな。」
「ん?これに両面貼っていくのかな?」
「ま、なんとかなるか5人いるし!うん、頑張ろう!」
という感じで作業スタート。
タイトなスケジュールの中、締め切りなどに追われる作業隊(汗汗)私はあたふたしながら作業をしていました(笑)
若手5名でもくもくと作業を進めてゆきます。
黄色の台紙に黒の台紙を両面テープを使って張り付けます。実はこの年賀状、破く前提でつくってはいるものの、完成イメージは虎の模様になるように計算され尽くした造りになっています。そう、両面テープが張られていない部分がはがれる。という仕掛けになってるのです。
まだまだ作業の途中ですが、ちょっと試しに破いてみることに。
ペリペリペリ…
おおー!
金ピカの虎の模様が出来上がり!
いい感じです。めくるの楽しい~!!
そんなこんなで若手5人で力を合わせ作業してゆき……、やっと作業が終わりました〜〜!!!なんとなんと1週間以上もかかりました…長かった!!
3-2. 完成!
今年の年賀状完成です。
いかがでしょうか~!
ついつい破りたくなりませんか?
完成後、無事にポストに投函し、年賀状係の任務も無事終了しました。メンバーも一安心。色々ありましたが、今となってはいい思い出。無事完成して皆さんにお送りすることができて良かったです。
4. 2022年もT3デザインをよろしくお願いします!
年賀状を送らせていただきました皆様、今年の年賀状は楽しんでいただけたでしょうか?お送りした年賀状について届いた皆様から嬉しいお言葉を多くいただきました。喜んでもらえてとても嬉しいです!中には「怖くて破けません……!」と仰る方もいました(笑) ちゃんと虎模様になるはずなので、破ってください(笑)
本年もT3デザインをよろしくお願いいたします。
来年の年賀状もまた再びアイデアたっぷりの年賀状をお届けする予定ですので、どうぞお楽しみに!それではまた。