1. プロジェクトの背景
ともだちペット
手足用シャンプー/肉球保湿ジェル パッケージデザイン
ご質問・ご相談だけでもOKです! パッケージデザイン制作なら まずはお気軽にお問い合わせください。
株式会社地の塩社様のペットケアの新ブランド「ともだちペット」のパッケージデザインを担当しました。ペットを「ともだち」や「家族」として慈しむ価値観を大切に、シャンプーをはじめとする高品質なアイテムを展開します。
ターゲットは、DINKS家庭や子育てを終えたシニア世代の夫婦など、ペットとの時間を豊かに楽しむゆとりとこだわりを持つ層。日々のケアを「作業」ではなく、愛犬との絆を深める「大切な時間」と捉えるユーザーに向けて、心を満たす体験を提案します。
除菌や消臭といった「機能性」を強調するだけでなく、インテリアや生活空間に自然に馴染むデザイン、そしてブランドが打ち出す情緒的な価値をアピールしつつ、感度の高い層から支持を得られるようなデザイン戦略を立てました。
機能とデザインが高次元で融合し、手にするだけで心が安らぐような、ライフスタイルに寄り添うブランド構築を目指します。
新商品パッケージデザイン
2. 課題とそのアプローチ
日常を彩る「インテリア」としての機能美
ペット用ケア用品は使いやすさという機能面だけでなく、生活空間における「インテリアの一部」としての存在感も重要です。単なる清掃・洗浄用具としての佇まいから脱却し、リビングやバスルームに出しっぱなしにしていても空間の質を損なわない、むしろインテリアに溶け込むような心地よい表情を追求。
日常空間に自然に存在できるような「道具としての美しさ」を持たせることで、気負わずいつでもペットをケアできる環境作りを、デザインの力で実現しました。
「親しみやすさ」と「品格」を共存させたデザインの温度感
ブランド名の「ともだち」という言葉が持つ親近感を表現しつつ、落ち着きのある洗練された質感をいかに保つかが課題でした。
親しみやすい柔らかな印象を与えながら、過度にカジュアルすぎず、品質への信頼感や気品を感じさせる「温度」を意識。親しみと確かな品質に裏打ちされた落ち着きのバランスを調整し、時代に左右されないブランド独自の佇まいを構築しました。
3. デザインのポイント
パッケージの主役には、一見すると洗練された幾何学模様のようにも見える、繊細な「線描」のグラフィックを採用しました。
この柔らかな線は、飼い主とペットの間に流れるかけがえのない「繋がり」や「絆」を象徴しています。具象的な表現をあえて抽象化することで、インテリアに馴染むモダンな表情を表現。タイトルフォントについても、線描のニュアンスと共鳴するような類似のタッチを追求し、文字と模様がひとつの意匠として美しく溶け込む構成としました。
情報を「文字」として主張しすぎず、プロダクト全体で「穏やかな空気感」を纏わせることで、ペットとの日常を優しく包み込むような独自の世界観を完成させています。