1. プロジェクトの背景
kinoka ブランディング
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「保湿」という機能を超えて、香りによる「心の癒し」を届ける、ユースキン製薬株式会社様の新ブランド「kinoka」の立ち上げにおいて、マインドアイデンティティからパッケージ、販促物までのトータルデザインを担当しました。
ターゲット設定においては、20代後半〜40代の女性から、自分を労わる習慣を持ちたい20〜30代の男性まで、4つのライフステージを徹底的に分析。それぞれの日常にある疲れや癒しのタイミングを捉え、ブランドの核となる軸を構築しました。
低価格で高保湿な製品が溢れるハンドクリーム市場において、選ばれる決め手となるのは「情緒的な価値」です。コスパ重視の時代だからこそ、手肌を潤す時間がそのまま「自分を慈しむリラックスタイム」に変わるようなデザインを追求。自然由来の香りが持つ力を視覚化し、日々の暮らしにそっと寄り添い、肌も心も整えてくれるブランドとしてのポジションを目指しました。
新商品パッケージデザイン/ブランドロゴデザイン/グラフィックデザイン/ブランドコンセプト開発/ブランドコピー開発/キービジュアルデザイン/店頭什器デザイン/LPデザイン ランディングページデザイン/キービジュアル撮影
2. 課題とそのアプローチ
価値を瞬間的に伝える視覚戦略を構築したい
数多くの優れた製品が並ぶハンドクリーム市場において、機能性(保湿力)や香りの質を言葉だけで説明し、消費者に届けることには限界があります。どれほど優れた中身であっても、店頭で足を止めてもらえなければその価値は伝わりません。
競合に埋もれることなく、消費者が手に取った瞬間に「これは私に必要だ」と直感できるような、視覚的なインパクトと信頼感をいかに両立させるかが大きな課題となりました。
「木の香り」を核にしたストレートな表現
独自の製品コンセプトである「木の香り」を、抽象的なイメージではなく、誰の目にも明らかなビジュアルとしてストレートに表現するアプローチを採用しました。
情報が溢れる売り場において、個性を際立たせるような設計を施すことで、ブランドの唯一無二の存在感を強調。自然の安らぎを感じさせるデザインが、機能性を求める層と癒やしを求める層の両方に響く、強力な差別化ポイントとして機能することを目指しました。
3. デザインのポイント
「kinoka」の最大の特長である「木の香り」を、あえて装飾を加えずストレートに表現することを核に据えました。
パッケージそのものが「一本の木」として店頭に存在しているかのような、意図的な違和感を生むデザインを採用。情報が溢れる売り場において、この視覚的なフックが消費者の目を釘付けにし、「本物の木の香り」という製品メッセージを瞬時に、かつ強力に伝えます。
この大胆なアプローチにより、既存の製品群とは一線を画す圧倒的な差別化と、一度見たら忘れられない記憶に残るインパクトを実現しました。また、キービジュアルや什器などの販促物は徹底してシンプルに徹することで、主役である製品の個性を最大限に際立たせ、ブランドの世界観をより純粋に引き出す設計に仕上げています。