こんにちは!今年でダンス歴20年、営業チームのダンサー、TSUBASAです。
今や誰もがひとつは持っていると言っても過言ではないSNSアカウント。特に人気のインスタグラムでは、芸能人やモデル、インスタグラマーのさりげない投稿から商品がバズる…なんて話もよく聞きますよね。
どうしたら注目の集まるいいカンジの投稿ができるんだろう…。あの絶妙に素敵な写真に何かコツはあるのか…。そんな疑問を、現役でおしゃれなアカウントを運用しているモデルさんたちにぶつけてみました!
1. 「Instagram」についての基本知識
インスタグラム(Instagram)とは、写真や短い動画に特化し、2018年には全世界での月間アクティブユーザーが10億人を突破したという超人気SNS。フォローしている人の投稿を雑誌をめくるように楽しめるので、おしゃれで綺麗な写真が特に好まれる傾向にあります。
視覚的なプロモーションやブランディングにも大いに活用できるので、ブランドや企業で公式インスタアカウントを持っているととても便利。上手に活用できれば販促やブランディングにも大きな効果をもたらしてくれますよ!
2. 現役モデルに聞く!InstagramでのPRのコツ
とにかく写真の美しさとキャッチーさが重要なインスタグラム。1枚の写真からそのものの魅力を伝えるのがお仕事であるプロのモデルさんとは、とても相性の良いツールなんです。「素敵な人が映ってるんだから映えるに決まってるでしょ」なんて思うかもしれませんが、プロの仕事には、素敵なものの魅力を最大限に引き出す努力もテクニックも必須事項!
今回は、T3デザインとお付き合いのあるモデルさんたちに架空の化粧品をお渡しして、それぞれインスタグラムに映えるような投稿を作っていただきました。プロが特別に教えてくれるテクニック。このコツを掴めばインスタの投稿画像を何倍も”映える”ものにできるかもしれませんよ。
3. 実践!インスタPR投稿のコツ〜黒田真友香さんの場合
3-1. 黒田さんにPRしていただく架空商品
※こちらは今回の企画のためのT3Dが用意した「架空の」商品です!!
3-2. 黒田さんにインスタ投稿を作っていただきました!
なんだか商品がはっきりと美しく見える写真ですね。黒田さんの素敵な生活や考え方から、商品の良さまでさりげなく繋げられたテキストもお見事。さて、黒田さんの考える投稿のコツは?
コツ①:自然光に勝るものなし!
全ての商品の物撮りのコツで言えるのは、自然光で撮影することです。
プロの力を借りれば自然光のように綺麗に光がまわった写真を撮ることは可能ですが、4年間スマホ一台でインフルエンサーとして活動してみて、綺麗に撮るコツとして自然光に勝る条件は無いと思います。
天候にも大きく左右されるので、なるべく商品到着から下書き提出までの納期が長い方がインフルエンサー側としては好条件で写真を撮れる確率が上がるので、ありがたいです。(黒田さん)
コツ②:使用イメージが湧きやすいテキスト
化粧品の載せ方としては、フォロワーさんに使用イメージが伝わりやすい投稿写真、テキストを心がけています。実際に使用している動画を組み込んだり、仕上がりイメージを必ず載せるようにしています。(黒田さん)
コツ③:ユーザーが自分ゴト化できるような等身大の投稿
テキストでは「●●〜に困っていた」など自分ゴト化してもらいやすいよう、等身大の悩みを打ち明け、それを商品が解決してくれた、といった表現や「皆さんはどうですか?」とコメントを誘うような投稿を心がけ、よりエンゲージメントが上がるよう工夫しています。(黒田さん)
コツ④:リール投稿を使いこなす!
最近ではリール投稿がおすすめに上がりやすい傾向にあるのと、TikTokの影響でショート動画の方が見られやすくなっているので、リールを用い30秒以内でコスメを紹介することも多くなりました。
リールでは最初の数秒に見所を持ってきて、視聴時間をいかに伸ばすかを工夫しています。変身するようなトランジョンや、引きがある映像は必ず最初に持っていきます。(黒田さん)
コツ⑤:旅行系の投稿にはストーリーが相性◎
旅行系の投稿のコツは、よりリアルに旅の様子を発信し、一緒に行った気分になってもらい、行きたいと思ってもらうことが大切なので、ストーリー投稿を連続で沢山するようにしています。
フィード投稿だとどうしても体験から投稿にラグが出てしまうので、全体のまとめ、のような投稿になってしまいがちです。ですがストーリーだとその場で感じたことをすぐに写真や動画と一緒に書けるのと、投稿サイズがフィードが4:5なのに対しストーリーは9:16で、スマホ画面いっぱいになるのでより臨場感も伝わります。
旅の始まりから終わりまで事細かにストーリーを順序立てて投稿していき、このスポットはこの時間混んでいる、このホテルでこんなサービスを受けられた、など実際に行ったからこそわかる情報を沢山盛り込むようにしています。
ストーリー自体は24時間経ったら消えてしまいますが、まとめてハイライトに残せるので私はプライベートで行った旅行もフォロワーさんの参考になるよう各場所、国毎にハイライトにまとめています。
今インスタグラムには位置情報から投稿が探せるようになったり、近隣の類似スポットが表示されるようになったりと更に旅行やお店探しでユーザーが利用しやすいSNSになってきたと思います。(黒田さん)
コツ⑥:フォロワーに役立つ投稿を心がける
PR投稿も普段の投稿も、とにかくフォロワーさんの役に立つか、を軸に投稿を作っています。それが結果的にエンゲージメントの向上につながり、PR投稿の場合施策の成功に繋がると思っています。(黒田さん)
Q:よく依頼があるカテゴリーは?
コロナ前は旅行系インフルエンサーとして活動していたので、イベントや旅行系の依頼がとても多かったです。コロナ渦〜現在は美容、ファッション系が中心です。
中でもコロナが流行り始めた頃はおうち美容に特化した美顔器やスキンケア の商材が多かったです。コスメ系は口紅やチークなどカラー物が多かったのが、まつげや眉毛のアイテムが増え、マスク生活が長くなることが予想されてからはこのようにPR商材にも変化がありました。
また私はモデルとしても活動しているので、ブライダルモデルの依頼はほぼ100%インスタグラムのDMからご依頼をいただきます。インフルエンサー×モデルの強みとして、自分がモデルを勤めた式場やブライダル会社さんのPR投稿もセットで行うことが多いです。(黒田さん)
Q:PR依頼を受けるまでの流れを教えてください。
フリーランスなので、直接インスタグラムのDMやGメールに依頼をいただくことが多いです。一通目に商品情報、条件などが記載されていることが多いので、この時点で依頼を受けるか受けないかの判断をします。大体3分の1くらいの依頼を受けているので、条件やスケジュール等の都合でお断りすることもあります。
DMやメールでご依頼いただく以外にはインフルエンサー向けの代理店が運営しているプラットフォームに登録していて、そこに出ているインフルエンサー募集案内に自分からエントリーすることも。(黒田さん)
営業TSUBASAの感想:
スマホと自然光のみでこの写真!4年間スマホ一台で写真を撮り続けた経験からくる言葉には説得力があります。「投稿を読んだフォロワーがどう思うのか」を最優先する投稿作りも、ぜひ参考にしたいですね。
黒田さん、ありがとうございました!
4. 実践!インスタPR投稿のコツ〜Julieさんの場合
4-1. JulieさんにPRしていただく架空商品
※こちらは今回の企画のためのT3Dが用意した「架空の」商品です!!
4-2. Julieさんにインスタ投稿を作っていただきました!
同系色のインテリアが背景になっていて、商品が映えますね〜〜!テキストにもさりげなく商品名、使い心地など欲しい情報が盛り込まれていて、興味をそそられます。
Julieさんに、投稿のコツなど質問してみました。
コツ①:わざとらしいPR感を出さない。
綺麗に写るように商品を写真に撮りますが、わざとらしいPR感が出ないように気をつけています。(Julieさん)
コツ②:ファッショングッズはトータルコーディネートを意識する。
特にファッショングッズ(カバン、リングなど)の時は、トータルコーディネートに合わせてより良く商品が写るように私なりに考えています。(Julieさん)
コツ③:スキンケア系は使用前/使用後も載せよう!
私が魅力的だと感じる投稿は、写真1枚1枚がしっかり商品のことを伝えていて、特にスキンケアなどは、商品の使用前/後のわかりやすい比較があることです。(Julieさん)
コツ④:文章は読みやすく。
読みやすく、無駄な内容は書いてない投稿を目指しています。 (Julieさん)
Q:よく依頼があるカテゴリーは?
依頼が多いのは、ファッショングッズ(カバン、アクセサリーなど)、スキンケア用品などです。(Julieさん)
営業TSUBASAの感想:
たしかに、「PRだ!!」というわざとらしさがなく、本当にJulieさんが普段使っているもの、良いと思ったものを見せてくれている感じがする投稿ですね。テキストの読みやすさや、商品が良く見える写真の撮り方など、とても研究されているのですね…。
Julieさん、ありがとうございました!
5. PR案件でのSNS投稿のコツ
細やかな気遣いと工夫が散りばめられているからこそ、みんなの目に留まる投稿になるんですね。
T3デザインでは、これまでに培ってきたデザインノウハウや、考え抜かれた魅せ方について発信し、より高みを目指しながら、お客様とともに納得の美しさを追求していきたいと思っております。化粧品パッケージデザインに特化したプロジェクト「Creative beauty by T3design」 もぜひご覧ください!