東京都渋谷のパッケージデザイン・グラフィックデザイン 株式会社T3デザイン

ヴァシリーサ ヌード ワン
レモンケーキ オードパルファム
パッケージデザイン

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1. プロジェクトの背景

日本のフレグランス市場を牽引する株式会社フィッツコーポレーション様が展開する「ヴァシリーサ」は、芯のある現代女性をターゲットに魅惑的な香りを提案し続けるフレグランスライン。長期にわたってユーザーを魅了し続ける人気シリーズとなっています。
そんな「ヴァシリーサ」の限定フレグランスとして今回新たに企画された「レモンケーキ」のパッケージデザインを担当しました。

ターゲットは20代前半から後半の女性。彼女たちは「人とかぶりたくない」「量産型にはなりたくない」と自分の個性を大切にする一方で、トレンドに対する感度も持ち合わせています。

キャッチーなグルマンテーマを用いることでこの層に積極的に働きかけ、既存顧客の維持と香水ユーザーの新規顧客獲得の両立を狙います。現在のユーザー層を含めたその「もう一歩向こう側」にいる潜在顧客をも獲得できるような、魅力的なパッケージデザインが求められることとなりました。

限定品パッケージデザイン

ヴァシリーサ ヌード ワンレモンケーキ オードパルファムパッケージデザイン パッケージデザイン
ヴァシリーサ ヌード ワンレモンケーキ オードパルファムパッケージデザイン パッケージデザイン

2. 課題とそのアプローチ

「かわいい」「甘い」だけにはしたくない
既存顧客に対してはブランドの共通性を保ちつつ、特別感を与えてロイヤル化を深めたい。その一方で、新規顧客層の目を惹きつけ話題化させるようなキャッチーさも同時に確立しなければなりません。

さらに、ともすると「かわいい」に分類されてしまいそうな、レモンケーキの持つ「甘さ」を、いかにターゲットである大人の女性に響くようにするのか、という点も熟慮しなければならないポイントです。単なる「かわいい」や「甘い」だけで終わらない、深みと洗練された印象を表現したいと考えました。

大人の感性に響く、奥行きと深み
この課題に対し、デザインは「特別感と洗練された深みの表現」を軸にアプローチしました。既存の共通要素を活かしつつ、限定品として目を惹き、話題化するようなキャッチーなビジュアルを考案しました。

単調な甘さではなく、レモンケーキが持つ「苦味や酸味」といった複雑な要素をデザイン表現に取り入れることで、大人の女性の感性に響く奥行きと深みを持たせます。これにより、新規顧客からのブランドに沿った好感認知を獲得しつつ、既存顧客のロイヤルティを高める「特別感のあるデザイン」を実現するに至りました。

3. デザインのポイント

レモンをイメージしたカラーリングに、スイーツのコーティングを想起させるような艶感を加えることで、見ているだけで甘い香りが漂ってくるような印象に。さらに、苦味や酸味を感じさせるような「くすみ」を取り入れることで、ただ甘いだけではない、大人の女性に響く深みを演出しています。

「Lemon Cake」の表記には、まるでパティスリーのような洗練されたフォントを選定することで、とことん美味しそうな雰囲気を追求しています。また、箱の側面にパウンドケーキから着想を得た淡い色味を採用し、パッケージ全体に統一感と落ち着きを与えました。

ボトル本体にはシュガーコーティングをイメージしたホワイトのグラデーション塗装を施すことで、香りだけでなく視覚からも「レモンケーキ」の特別感と洗練された甘さを魅惑的に表現しています。

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クレジット
アートディレクター:奥村歩未
デザイナー:福永恵
公開年
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