
社長の菊地です。皆さま、寒さ厳しい折いかがお過ごしでしょうか。新年あけましておめでとうございます。新年早々、感染拡大、緊急事態宣言発令と出鼻をくじかれる格好となっておりますが、一日も早くコロナが収束し、日常に戻ることを祈るばかりです。
さて、新年1発目の社長ブログ、ゆるりと始めます。
1.T3デザインリモートワーク 第2章
弊社がリモートワーク体制に入ったのは2020年4月。リモートワークの開始直後のカオスっぷりは、本ブログでお知らせしたとおりですが、それから10ヵ月経ち、どう変化したか振り返ってみたいと思います。
弊社では、前回の緊急事態宣言が解除された後も週1~2の在宅勤務を継続しており、今年1月の緊急事態宣言発令以降は、週3のリモートワークとしております。つまり、感染拡大状況に合わせた、出社とリモートワークのハイブリッド型です。
出社日を設ける限りは、まず社内での感染リスクを限りなく低減させる環境づくりをしなければなりません。アクリルパーテーションをデスクの全面と左右に設置、換気、会議室人数制限、不織布マスク・除菌スプレー支給や、定期的な除菌作業、出入口の消毒液の設置など、やれる対策はしっかりと行ってまいりました。
一方、リモートワークについては、どのような状況になっているかといいますと……結論、「うまいこと」やってます笑。異常事態の中でみんなが手探りで進めていたリモートワークですが、ある意味日常化しましたね。世の中的にも在宅勤務が一般化していったこともいい流れだったと思います。
クライアントとの打ち合わせや社内ミーティングは、オンライン。提案用のモック作成や色合わせなどは、会社での作業が必須。作業に没頭したい!もんもんとアイデア出ししたい!そんなときは在宅勤務がおすすめ。
といったように、出社と在宅のメリットデメリットが理解できたことで、効率的に仕事が進められる点も出てきました。また、コミュニケーションにおいてはいろいろなオンラインツールやシステムを緊急用や報告用など適切に使い分けることで、円滑に進めております。しかしながら、カオス状態からスタートした「リモートワーク」。やりながら考える状況が続いており、個人やチームごとに運用がバラバラだったこともあり、ルールを体系化する必要がありました。そこで、リモートワークにおける「T3デザインの決まり」として明文化し、日々アップデートしながら今に至ります。
とはいえ、まだまだ理想的なかたちではないのは確かです。改善の余地はたくさんあり、もっともっともっともっともっともっと生産性を上げていけると思っています(笑)
ちなみに、箸休め程度に「社長のリモートワーク事情」をちらりと。私は在宅勤務時、Zoomを常時接続しております。社員のみんなが困らないように、「誰でもお気軽にお声がけください」というオープンな環境にしているわけですね。社内にいるときと同じ状況をバーチャルで作ろうという、グッドアイデアです。決して、私が寂しいからやっているわけではありません。だから、みなさん、遠慮しないでもっと声掛けてもいいんですよ……(泣)
また、こちらがある日の昼食です。高校時代のような、念願のわんぱくメニューをやってみました。「プチ」なところに年齢を感じてしまいますが……こだわりは、やっぱりココイチの「とび辛スパイス」ですね。
ということで、なんとか現状維持だったスタート時と比べれば、弊社のリモートワーク体制も大きく進歩したのではないでしょうか。いよいよ第2フェーズに入ったのではないかな、と手ごたえを感じているこの頃です。
2. T3デザイン今年のテーマ
さて、最後になりますが、新年ですので今年のテーマでも少し真面目に。
今年のテーマはずばり「平常心」です。
昨年から続くこの異常事態。未来の歴史の教科書の1ページになることは間違いありません。コロナが収束しても、経済が元通りになるには数年かかるでしょう。とにかく、先行きが不透明な中、いろいろな人がいろいろなことを発信しています。正しい情報を収集することはもちろん大事ですが、それ以上に、ノイズに惑わされない意志が必要だと考えます。分からないことを不安がっても仕方ありません。考えても仕方ないことを考えるような、思考の無駄使いをしない。常に「平常心」で粛々とやるべきことをこなす。冷静に目の前の仕事をクリアしていくことで、ビジネスのタネが見つけれられたり、チャンスが広がってくると信じます。
まだまだ厳しい環境は続きますが、「おもしろいしごと」を創っていきたいと思います!T3デザインは今年も一層進化してまいります。本年もよろしくお願いいたします!