2021年の夏にピッタリの夏限定!食品・飲料のパッケージデザインアイデア紹介

2021.02.16
社員ブログ

こんにちは!T3デザイン広報部のゆいまーるです。まだまだ寒い季節が続いていますが、T3デザインでは【夏】のパッケージデザインの話題に触れてみようと思います。


1. 2021年の夏、食品業界はどうなる?

2021年、今年の夏は昨年に引き続き、予測できないことが多いですね。毎年、季節商品の傾向を予測するのは難しいことですが、今年はさらに難しい...!どんな商品が求められるのか、なかなか想像がつかないですね。

2021年の夏を考えるにあたって、コロナ感染の状況による影響は大切な要素ですよね。昨年に引き続き自粛が推奨される場合と、夏までに自粛の緩和や解除がされる場合、どちらの可能性にも対応できる商品のパッケージを考えることが大切なのではないでしょうか。

パッケージデザインのアイデアを紹介する前に、食品業界の動向についての調査結果を見てみましょう。矢野経済研究所が、2020年9~10月に加工食品業界向けに行った今後の動向についての法人アンケート調査結果をお借りしました。調査結果から、加工食品業界の企業の多くは、巣ごもり消費や、健康食品の強化など、コロナを考慮した事業展開を中心に進めていくようです。。つまり今年の夏は、昨年に引き続きコロナ禍を想定しつつ、そんな中で消費者のニーズに応える商品の展開が求められるのではないかと思いました!

では、今年の夏はどのようなパッケージデザインが求められるのでしょうか?自粛と巣ごもりのマインドがある中で、少し気持ちを快晴にしてくれるようなデザインに期待しているのではないでしょうか。T3デザインでは、2021年夏におすすめのデザインの方向性を大きく3つに分けて考えてみました!ズバリ、こちらです!

  • 誰かの支援・応援ができるパッケージ
  • 気分が上がる!非日常を感じられるデザイン
  • 夏らしさ満載、季節感たっぷりのデザイン

2. 事業や地域を支援・応援するパッケージ

事業や地域を支援・応援

まずは2021年夏、事業者の方々や地域産業などを支援・応援するパッケージを提案します。たくさんの制約の中で過ごす夏なので、たくさんの人に元気を与えられるパッケージがあるといいですよね!実際に商品の購入と同時にパッケージを通して、メッセージを贈るキャンペーンなどを実施するなど、キャンペーンに連動したパッケージを作るのも面白いのではないでしょうか。昨年から、地方産業や飲食店などの支援を行うキャンペーンがECサイトを中心に開催が増えているので、商品を通して消費者もそういった支援ができる機会を増やしたいですね。

2-1. 事業を応援!支援キャンペーンと連動したパッケージ

商品を通して支援・応援のできるキャンペーンと連動する場合、パッケージから、キャンペーンと連動していることが一目で分かることが大事だと思います。広告やSNSなどの手段を用いつつ、パッケージでもキャンペーンの趣旨を伝えて、多くの人に知ってもらえるきっかけ作りをしたいですね!

オリオン ザ・ドラフトの首里城再建支援デザイン缶

オリオンビールは沖縄生まれのビールメーカーで、沖縄限定や季節限定のラベルなど数多くの限定パッケージを発売しています。昨年発売の限定デザイン缶は、1本買うと3円が首里城再建に寄付に充てられるという商品です。ラベル中央の首里城とサイドを飾る模様が沖縄らしい雰囲気を演出していますね。

オリオンの首里城再建支援デザイン缶のサイト を覗くと、au沖縄セルラーとのコラボキャンペーンを行っていました。AR技術を導入したアプリで缶にスマホをかざすと、消失前の首里城のAR動画が見れるそうです!地元メーカーならではの支援策で心温まりました。

3. 気分が上がる!非日常を感じられるデザイン

T3デザインが考える、2021年夏に求められるパッケージデザイン2つ目は、ズバリ気分を上げてくれる非日常なデザインです。今年の夏は、少しいつもと違った気分にさせてくれるような、ちょっとした特別感のある食品パッケージデザインが注目されるのではないでしょうか。2021年夏商品にぜひ試してほしいデザインの方向性なので参考にしてみてください。

ちなみに、2021年、Panton社が発表した春夏の流行色 は、不安や困惑を忘れさせてくれるような華やかで明るいカラーたちでした。特に、2021年のカラー・オブ・ザ・イヤーに選ばれている、太陽の日差しのような明るいイエロー(イルミネーション)は、今後の不確実な変化を克服するエネルギーを感じさせる色!心を元気にしてくれるハッピーなイエローはビタミンカラーでもあるので、夏のフレーバーとの相性もバツグンです。

Pantone春夏流行色

3-1. 旅行気分を味わえる本場さながらの雰囲気

外国や地方など、本場さながらの雰囲気が楽しめるパッケージも注目されるのではないでしょうか。私自身、昨年から地元に変えることもできず旅行にも行けずなので、せめて本場の文化を味わいたいと、地方の商品を取り寄せたり、外国の料理を作ってみたりしています。

旅行気分

気軽に海外旅行ができない分、様々な国の雰囲気を感じられる商品パッケージがあれば、心惹かれると思います!たとえばインドの雰囲気漂うレトルトカレーのパッケージとか、地域の名所が描かれたお菓子のシリーズ商品とか、魅力的じゃないですか?例えば、次のようなインドの雰囲気漂うカレーのパッケージなどは、いつもと違う日常を演出してくれそうです!

カルディオリジナル インドカレー バターチキン 180g

カルディで売られているいるバターチキンカレーです。本場の雰囲気の作り方が丁度いい、表現に落とし込まれ方も丁度いい、手を出しやすいデザインですよね!カレーのシズルも日本では見慣れない金属の鍋に入れられているところに、まさに本格的な印象を抱きます。

福建省 ウーロン茶ティーバック

こちらは、カルディで販売されている、中国本場のウーロン茶のティーバックです。本場感が漂うパッケージが旅行先で買ってきたかのような気持ちになりますね!ちょうど今年の流行色の明るいイエローが使われています。外国の商品のような配色パターンやデザインテイストを取り入れることで、非日常感を味わえる異国情緒の漂うパッケージを作ってみるのはいかがでしょうか。

森永乳業 ナタデココin杏仁豆腐カップ

森永乳業のナタデココin杏仁豆腐カップは、日本らしさも適度に残しつつ、異国情緒を味わえるデザインです。パンダのイラストや、コントラスト強めの中華風デザインが、本場の美味しさを想像させますね。

このように、異国情緒あふれる非日常感を体験できるパッケージは、自粛疲れの気持ちを癒してくれるのではないでしょうか。

3-2. 本物の果実を食べるようなリアリティー

夏になると、のどがスカッとなる飲料や、すっぱいフルーツグミなど刺激のある食品が欲しくなりますよね。今年の夏も、例外ではないと思います。おうち時間が長く続くとどうも季節感が鈍くなってきますが、やっぱり夏は少し刺激的な美味しさを味わいたい、という方は多いはず。パッケージに躍動感のあるシズルの表現を入れることで、フルーツのはじける果汁や食品の冷たさや食感を伝えることができます。

果物

CHABAA ウォーターメロンジュース

成城石井やナチュラルローソンで見かける、CHABAA(チャバ)のウォーターメロンジュースも、スイカの果汁がはじけるシズルで、ジューシー感たっぷりです!砂糖・香料・着色料不使用で、レモン果汁が少し入っているスイカ本来の味が楽しめるのジュースなので、パッケージにもスイカがドンっと載って「めっちゃスイカ!」って感じですよね。

リプトン コールドブリューシリーズ

「気分、アガる。おうちアイスティー!」をコンセプトに、水があればいつでも3分で本格アイスティーが飲めるリプトンの「コールドブリュー 水出しアイスティー」です。太陽の日差しのようなイエローと、水彩タッチの鮮やかな背景カラーが気分を明るくしてくれますね。動きのあるシズルも、爽やかさとフルーツのジューシーさが感じられますね。

このように躍動感あるシズルの表現で、爽やかなフルーツのジューシー感を伝える夏ならではのパッケージは、今年の夏も大いに注目されるのではないでしょうか!

4. 夏らしさ満載、季節感たっぷりのデザイン

ここまで、コロナ禍の今だからこそ消費者に届けたいパッケージのアイデアを紹介しました。ですが、やはり、夏ならではの季節感たっぷりのデザインは欠かせません!特に今年は2020年のフェスや花火大会などのイベントが中止になってしまったこともあり、「自宅にこもりっきりで季節感を感じない」といった方も多いはず!なので今年の夏は、「俺は夏商品だ!」と主張せんばかりの季節感あふれる商品は、より魅力的に見えるのではないでしょうか!

季節感

4-1. 夏らしいイラストで、季節感を演出

夏らしさを伝えられる定番の表現は、夏をイメージさせるイラストです。ひまわりや風鈴、南国の海、金魚... 夏で思い浮かぶイメージはたくさんありますね。特に夏休みをモチーフにした田舎の風景や、高校生のイラストなど、夏ならではのシーンを想像させるストーリー性のあるイラストは、思わず共感して手が伸びそうです。

アサヒ飲料 「放課後『カルピス』」プロジェクトと連動した「カルピスウォーター」「カルピスソーダ」の夏限定デザインラベル

こちらの「カルピスウォーター」「カルピスソーダ」の夏限定デザインラベルは、イラストレーターの田中寛崇さん による高校生の放課後のシーンのイラストが素敵なデザインです!なんとこのボトルは、カルピスを飲み終わると裏側に隠れていたイラストが現れて、素敵なストーリーが出てくるというギミック。夏の季節感と思わず共感する夏の思い出ストーリーが素敵なパッケージデザインです。



4-2. 夏イベントのモチーフでテンションが上がるデザイン

昨年は夏らしい思い出が作れなかった、という方は多いのではないでしょうか。そこで今年は、夏ならではのシーンに共感するパッケージの需要が高まるのではないかと思います。夏祭り、花火大会、音楽フェス、スポーツ大会など、夏はたくさんのイベントがありますね。そして夏のイベントは想像するだけでもテンションが上がりますよね!私は、そんな商品があったら間違いなく手を伸ばしそうです(笑)

サントリー 緑茶「伊右衛門」の東北限定 東北夏祭りラベル

伊右衛門の東北の夏限定パッケージは、夏の風物詩である祭りをテーマに東北の花笠祭りやねぶた祭りなど、季節感たっぷりのイラストを採用しています。原色を使った色鮮やかなイラストから日本の祭りに感じられる力強い臨場感が感じられて、店頭にとても映えますよね!イラストの下に筆文字で書かれたまつりの名前も、親しみが感じられます。

カルビー 夏ポテト 対馬の浜御塩味/紀州の南高梅味/安曇野わさび醤油味

カルビーの夏ポテトは、季節感あふれるパッケージで毎年店頭に並ぶと「今年も夏が来たな」という気持ちにさせてくれます。「夏」という漢字のインパクトが大きい!筆文字のフォントと華やかな花火で、日本の夏らしいイメージが伝わってきます!

5. 2021年は、特別な夏のパッケージを!

以上、2021年夏におすすめの、商品パッケージのアイデアをご紹介しましたがいかがでしたでしょうか。

  • 誰かの支援・応援ができるパッケージ
  • 気分が上がる!非日常を感じられるデザイン
  • 夏らしさ満載、季節感たっぷりのデザイン

今回紹介しただけでも、たくさんの夏デザインのポイントがありました!いつもの商品にちょっとした変化で夏の季節感をプラスしてみるのも良いかもしれませんね。

最後に、T3デザインが担当させていただいた、夏限定の食品パッケージのご紹介です!

T3デザインは、季節感のあるパッケージデザインも得意としています!季節の限定商品を作りたい、発売時期の店頭で目立つ商品を作りたい、などのご相談があればお気軽にお問合せください!また、T3デザインにはイラストが得意なデザイナーが多く在籍しているので、パッケージにイラストを入れたい!という方も、ぜひご相談ください!

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