こんにちは、わだちづです。今回はいつものGoogleアナリティクスではなく、金魚の魅力を紹介したいと思います。『金魚』と言われると、お祭りの金魚すくいを思い浮かべますよね。安くて、飼育も簡単だろうと思うかもしれませんが、実際に金魚を飼育して思ったのは
「金魚の飼育はシンプルだけど奥深い世界だ」
ということでした。
1.モノクロの世界をカラフルにしてくれた金魚
特に趣味もなく、休日をぐーたら過ごしていた私でしたが、妹が飼育している金魚の動画を見て、金魚を飼いたいと思い、金魚専門店に初めて行きました。数十種類以上の金魚の中で桜錦(さくらにしき)と東錦(あずまにしき)という金魚に一目惚れをして即購入しました。
購入した金魚を一目見た瞬間、私の視界は開けて、モノクロのような世界から一転、カラフルな世界になりました!!
2.金魚とのシンプルなくらし
わたしと金魚のくらしは、とてもシンプルなものです。試行錯誤して金魚にとって最高のくらしとはなにかを見つけました。わたしの今の水槽(メーカーのGEXから販売されている幅60センチ)は、下記の写真のようになっております。
水槽の中にはスポンジフィルターと水温計だけ。砂利や水草などは全くありません。金魚の健康チェックのためにライトを入れています。下の段の水槽には新しい酸素が水面から吸収されやすいように小型の扇風機をつけています。
飼い始めた頃の何もわからなかった水槽はこちらです。
何も変わらないだろ、むしろこっちの方が水が綺麗なのでは?と思われるでしょう。しかし、こちらで使用していた上部フィルターは水の流れが強すぎて金魚飼育には不向きなのです。また、フィルターの中で雑菌が繁殖しやすいので使い方に工夫が必要です。
金魚は育てる上で気を付けることがいくつかあります。(例えば、産地が違う金魚は同じ水槽に混ぜてはいけなかったり…)困ったことがあったら購入した金魚専門店の方に相談すると親身に的確なアドバイスをくれます。ちなみに、わたしの御用達のお店は、金魚屋あいこさんです( ´ ꒳ ` )⸝♡︎
3.金魚は私達の生活に合わせてくれる
今の飼育スタイルは、3日に1回水槽の水1/2をカルキを抜いた水に交換するだけです。わたしは浄水器を使って水道水のカルキを抜いた水をホースで新しくいれるだけなので、2つの水槽で30分もかからず換水しています。
そして、毎日出勤する前と退勤した後に餌を与えています。私はミシロの餌で消化の良いものを使っています。胚芽育成用がいいと多くの人からアドバイスをいただき決めました。
ということで、金魚は世話にそこまで時間を割かなくても大丈夫なのです。最初の水槽立ち上げは難しいかもしれませんが、自分なりの飼育方法を見つければ、金魚は私たちのくらしに合わせてくれます。
4.金魚は弱い、ゆえに奥深い
ですが、金魚は繊細な生き物です。水質の変化・水温の変化・その他ストレスで病気にかかります。気づいた時には症状が重症化して、救えなかったこともあります。私は飼育当時、上部フィルターを使っていたのですが、ほぼメンテナンスをしていませんでした。餌は3日に1回しかあげていませんでしたし、間違った飼育をすると金魚はすぐに病気になってしまいます。
そして、私はたくさんの金魚を水槽に入れていました。これは過密飼育というのですが、上級者のテクニックが必要で、初心者の私にはハードルが高かったのです。
それからいろいろと勉強をして知った、金魚に元気でいてもらうコツは3つ。
- 餌で体力の基礎づくり
餌は毎日2回ほど(増体させたい場合は10回くらい)あげるとよいでしょう。 - ヒーター無しでストレストレーニング
ヒーターをつけて過保護に接しすぎないことがポイントです。±5度ならば金魚は耐えられます。ちなみに最適な水温は23〜25度です。 - 酸素をたくさん含ませ、蒸れさせない
水槽はガラス板などで塞いだりしないようにします。 - 初心者は過密飼育をしない
前述の通り、過密飼育は難しいです。なので、そこに気をつけて飼いましょう! - 生物濾過システムを作る
濾過は生物濾過システムにするため、バクテリア剤を使用して、バクテリアに水を綺麗にするお手伝いをしてもらいましょう。私は、スポンジフィルターを使っています。下の画像のフィルターがスポンジフィルターです。
スポンジフィルターを水替えのときに飼育水で洗うのが、バクテリアを増やすポイントです。
今まで金魚を育てたことのなかった私は、こういった基本的なことを知らずに金魚の匹数を増やしていきました。次に、今までに家に迎えた金魚達をご紹介していこうと思います。
5.今までお迎えした金魚達
▼桜錦
▼桜東錦(紅白)と東錦(五色)
▼江戸錦
▼黒らんちゅう
▼蝶尾
6.自分なりの金魚飼育を見つけることができたのは
私は金魚を買い始めた時にSNSも同時にはじめました。金魚界隈の方々はとても優しい方々が多いです。飼育でわからないことや困ったことをツイートすると、アドバイスをくださったりします。知識や技術を惜しみなく教えてくださるのは、本当に金魚を愛しているからなのだと感じました。
わたしは、金魚屋さんや愛好家の方からお話を聞いて自分なりの飼育方法が分かりました。失敗しても何が問題だったのかを考えて、次に生かす。それを繰り返して、金魚を知っていけることはとても楽しいです。そういった金魚飼育のプロセスは仕事に通じるものを感じます。そんなこと思いながら、仕事をする平凡な会社員わだちづなのでした〜。またの機会にお会いしましょう〜!